11月25日から始まった雨季の天候は今日も続行中。例年は10月後半から11月後半にかけて東風から南風に徐々に変わり、乾季から雨季に少しずつスライドしていくのですが、今年の場合は数日前まで吹いていた東風から、急に西風に変わり、天候のほうも晴天続きから、急に厚い雲に覆われた悪天候に変わり、波も無くなりました。
こんな西風が吹く天候が始まり波が小さい時は、ヌサドゥアに行くとサーフィンが出来るということで、以前来たのはコロナ前の2020年1月後半、10か月ぶりのヌサドゥア。
地元民の人口が数が少なく観光客の人口が多いヌサドゥアでは、私が住むビンギンやその他の地域に比べ人の数は少なく、閉店しているお店の数は多く、普段サーファーが利用するワルン、ポイントへの渡し船乗り場は人けが無くお店にはシャッターが下り、通常なら海に浮いている渡し船は陸に上げられシートが掛かっていました。
本来ならばこれからサーフィンシーズンで賑わうヌサドゥアですが今年の雨季もコロナの影響で壊滅的状況になりそうな気配がしました。
毎朝開くヤフーのページではコロナ感染者が急増しているなど記事を見かけますが、多分インドネシアも増えているのでしょう?
というのは、ここ最近、各町の自治体がマスクをしない人を取り締まってる箇所が増えているのです。
インドネシアのマスク取り締まりは、警察や軍隊なども参加し、皆怖い顔して犯罪者を見つけるように取り締まるんです。
マスクをしていないと、コロナにかかるぞという恐怖感でなく、怖い人たちにつかまってしまうという恐怖感を与えて国民に強制的にマスクをさせるようにするんです。
そうするとマスクをしている人の数は増えていき、マスクをしていない人は、罪悪感を感じるようになり、面倒くさいけれどと思いながら皆マスクをつけようになるんです。
本当はマスクを自らつけたいなんて思っている人は、わずか一握り。自宅やマスクチェックが無い場所では皆マスクを外しています。
コロナ騒動も、もう長くなり国民の大多数はコロナなんて危険でないよと。と理解しているのに何でまだ続いているのでしょうか?
それも騒動から9か月がたとうとしているこの時期にさらに取り締まりが厳しくなるとは?
政府はどこまで国民をいじめたいのでしょうか?
これはインドネシアに限ったことではありませんが、もういい加減にやめて欲しいですね。
コロナ騒動が初めのころは、大変なことになるんではないかと感じた人も大勢いたと思いますが、もう10か月近い時間を経て、そんなに危なくないと認識した人がほとんどでしょう。
というわけで2021年の雨季も海はガラ空きが予想されます。
しかし雨季は乾季のように毎日サーフィンできるコンディションではなく、雨風が強く荒れ天候になる日、波が小さくどこもできない日など多くなります。
乾季のはじめ3月ごろからのコロナ騒動ですが丁度乾季だったので持て余した暇な時間をサーフィンに集中することが出来ましたが、これから4か月間続く雨季はサーフィンできる日も限られて、暇な時間をどうやって過ごそうか? と考えてしまいます。
今日の波はビンギン周辺で腰程度のうねり、西風が吹いているので西海岸のポイントはオンショアーとなります。
東のポイントはオフショアーですがうねりのサイズが小さいため、ヌサドゥア、スランガンなど限られたポイントのみサーフィン可能でしょう。10時前後のハイタイド周りが今日の中でBESTな潮周りです。