もうブログを書かなくなってから2カ月近く経ちますが、スンバワハッピーホームの買い付けもほぼ終わり、1年近く毎日張り付いていた現場から離れたバリ島にいるという事なのか？少し二日酔い気味の中朝起きると何故か今まで張り詰めていた緊張感のような物が取れて軽い思考に変わっているのに気付きました。

今こうして軽い思考になり昨日までを振り返っみると、ハッピーホームを完成させるために毎日毎日少しでも前進していないと心配になり、何も生産されない時間を勿体なく感じたり完全ワークホリック状態が続いていた様です。

特に約2ヶ月前から建設中のハッピーホーム内の自宅に住み始めてからは、ワークホリックモードが酷くなっていたように感じます。言い訳かもしれないけれど、だから建設に関わらない生産性のないブログを書くのを怠ってしまったのだと思います。

誰の為に書いているブログでもないけれど読んでくれている人もいるのと、こうやってブログを書いている時間は書くことに集中でき仕事やらその他面倒な事を考えなくて良く、好きな本を読んでいるような感覚に似ているので、だから実はブログを書くことが好きで、それは私にとって幸せな時間なのです。

そんな幸せな時間も忘れるほど没頭していたハッピーホームの建設ですが、振り返ってみると焦り過ぎていた自分がいた事に気がついたので、今日から少しスローペースモードで、たのしみながら最終完成に向かって行こうと思うことが出来るようになりました。

去年の10月1日から建設を始めて約10カ月、その前の下準備から合わせると1年以上、現場は日曜休みも無くほぼ毎日動き続けていたので約1年間無休状態でした。今10ヶ月ぶりのバリに戻ってきてスンバワでの時間を振り返ってみると今までの人生で一番早く時間が過ぎたように感じます。

10ヶ月前スンバワに向けバリをたったときはコロナモードで閑散とし街は暗いオーラに包まれていましたが、現在は海の中や周りの宿、レストランには欧米人の姿を多く見かけるようになり以前の活気があるバリに戻りつつあります。しかしアジア人や日本人関しては自国のコロナに対する考え方がまだ厳しいのか？直行便が無い、円安などの理由も重なりまだまだ数が少ないようです。

現在ビンギンの自宅でそんな状況を見ながら色々と回想してみると、secret gardenは主に日本人サーファーが集まる宿だったので、もしスンバワハッピーホームの建設をやらずにバリにいたら、2020年3月からなくなった無職は現在も続いていて、長く続いていた不安な気持ちが更に膨らみ、自分の精神はどうなっていたのだろう？など考えたりします。だからこの1年間近くスンバワハッピーホームを作る事に集中できた事に自分は救われたように思います。

コロナ中でも少しずつ変わりつつあるビンギン界隈でしたが不在の10カ月の間には至るところで空地開拓され建設が始まり新店鋪も数多くなり、行き交う人やバイク、車の数も以前より増えており、もう私が好きで住み始めたビンギンの姿は薄れ、今後第２のスミニャック、チャングーのようになる事が確実視できます。そんな状況を見ながらコロナ前まで楽しい時間を過ごしたsecret garden、遊びに来てくれた方々の顔や表情、昔の思い浮かべると自然と目に涙が溜まって来てしまいます。

「でも時代は変化するのでしょうが無い、寂しいけれど次に向けて前進するのみ。」と自分で自分を励ましています。

そんな状況の現在のビンギンと私ですが、来月ハッピーホームを完成ーオープンさせて今後当分スンバワメインで生活していきますが、ビンギンベースをたたむこと無く、バリにも里帰りをしながらやって行こうと思っています。

secret gardenの常連さん、私のことを知っている方、多くの方がこのブログを読んでくれていると思いますが、またスンバワ、バリで再開できる日を願い、近況報告させていただきました。

今日からスローモードの脳味噌に切り替わったので、またブログ更新していくのでお時間あるとき覗いて下さい。