スンバワハッピーハウスの進行状況です。

今日はスンバワハッピーハウスの進行状況をお知らせします。1月も半分が過ぎ雨が降る日が少なく、工事は順調に進んでいます。

去年は11月から早めの雨季が始まり、雨で半日仕事になってしまったり、土地への未舗装の道が雨でグチャグチャになり資材搬入に手こずったりしましたが、遂に1棟残す以外の7棟の屋根上げ作業が終わりました。この先3月まで続く雨季ですが、屋根があるので雨の心配無く内装仕事に進んで行け、一段落ついた感じです。

レイキーに向かう一本道の表通りから未舗装道路を100mほど入ったところ、奥に見える白い屋根が日本人村、スンバワハッピーハウスです。雨が降るとバイクはつるつる滑り、車のタイヤは土だらけに、今では全て舗装道路になってしまったけれど「昔のビンギンの道はこんなもんじゃなかったよなー。」と90年代のバリを思い出させます。

未舗装の農道を100m入ると生垣のキレ目。この向こうからスンバワハッピーハウスの敷地内。2500坪の土地に7軒の家のみ、入口から一番遠くの家のは100m以上の距離、東京ならこの土地のサイズに50棟は家が建ってそう。「周りに家が少なく土地が広いっていいですね。」

まだまだ工事現場丸出しだけれど、各家、石垣とハイビスカスのフェンスで仕切り、庭には椰子の木、マンゴの木など沢山入れて、地面には自然と芝生が生えてくるので、完成後は見違える姿になるでしょう

バリではホテルや高級ビラの建築経験がある職人さんが大勢いて、職人さん達全体の技術にレベルが高いけれど、スンバワの職人さんはバリにあるようなホテルもビラも見たこと無いし建てたことも無い。

そんな彼らの仕事を見ていて、イライラする事が多々あるけれど、「ここは日本でもバリでも無い。」と自分を妥協させて。

でもスンバワの職人さんたち一生懸命やってくれてます。とポジティブに考えて自分自身のテンション上げてます。

資材が乏しいスンバワでは藁葺も木の素材を使った屋根も作れないので、一番耐熱性にすぐれているアルミ屋根を使用。何度見ても好きになれなかったけれど、屋根が完成していく姿を見ていたら、アルミ屋根もスキー場や南極など極地にある家っぽくて良いかな?と思えて来た。

長さ20mの家、部屋はリビングと2ベッドルームのみ。この家のオーナーのお友達にはジャズシンガーの方がいてスンバワハウスの完成を楽しみに待たれているようです。「スンバワでjazzライブなんて素敵ー」と楽しみに。広大な土地は思いっきりトランペットを吹いたりドラムを叩いていても誰にも怒られない。この家のリビングにグランドピアノ置いたらカッコいいなー。

私の家のベランダとなる位置からの風景、周りはトウモロコシ畑に囲まれ一面緑。

至る所にトゲが鋭い植物に大きな石がゴロゴロあり、2日前から人力で削除作業が行われています。家完成後は私とスタッフが庭、芝生管理するのだけれど、広大な土地なので毎日芝刈りに追われそうです。

今日は屋根がついて、貯水槽も動作確認できたので大きな進展でした。

まだ先は長いけれど一歩一歩前進させ日本の夏が終わる頃には完成しているでしょう。

その頃にはコロナ規制も緩和されているのでスンバワまで遊びに来て下さいね!!