3月も中盤を過ぎバリ島では明々後日にバリ島のお正月ニュピーが訪れます。このニュピーの日は日本のお正月の様に毎年同じ日で決まっておらずその年により日にちが異なるんです。大体3月中の新月の日がニュピーとなるのですが今年は22日。この日を境に雨季から乾季へと変わると言われているので乾季に良い波となるインドネシアではサーファーたちにとって良い日となります。
バリ好きの皆さんご存知のかたも多くいると思いますが、ニュピーの日は朝6時から翌日朝の6時まで24時間外出禁止そして火や電気を使ってはならない特別な日なんです。家の中でじっとして夜は灯りをともせず真っ暗闇、24時間我慢すれば翌日は通常に戻るのですが、そのような状況に耐えられないサーファー達はこのニュピーの時期にニュピーが無いバリ以外の島にサーフトリップ大勢でかけます。その行き先はアクセスが良いロンボク、そしてレイキーピークが人気の行き先。最近良い波続きで22日のニュピーあたりからサイズアップ予報が出ているので今日明日辺りから大勢のサーファーが訪れそうです。
さて波伝ハウス着工から4日目着実に工事進んでいます。先の先まで段取りしてしまう私はロンボク島に次々と建築資材を注文しまくり昨日は一日の半分以上今日も朝から昼前の今までメールと電話のやり取りに費やしました。これで仕事に追われず今日到着するハッピーホームメンバーの北村さんと夕方のセッション一緒にできそうです。
毎朝8時に波伝ハウスの工事職人が集まり作業がはじまります。現在家の基礎づくりの作業中、炎天下の中の力仕事で屋根が上がって日陰ができるまでのこれから2ヶ月程度が職人たちにとって一番ハードな仕事となります。
毎朝波伝ハウスの加藤さん及びハッピーホームのメンバーさんに工事進行状況の動画を配信しているのですが、加藤さんからコメントで「重機は使わないんですね。」と。
そうインドネシアではユンボや重機をレンタルするよりもマンパワーの人件費の方が安く上がるんです。ユンボを使えば仕事は早く済むけれど職人さんの収入をユンボに取られてしまう。(笑い話の様で本当の話。)なのでユンボに仕事を取られなかった職人さん達暑い炎天下の中波伝ハウス完成に向け文句一つ言わず一生懸命やってくれてます。
私も夕方のペリスコープでのサーフィンに向けてデスクワークもう一踏ん張りします。