いつの間にか終わってた禁酒。

今日は朝8時を回った頃に早朝からシトシト降り続いた雨がやっと止んだけれどもマジックシーウィードの予報ではスモールウェーブ、昨日の夜夕方よりも更に小さな数値なので「わざわざ波チェックに行かなくても良いか。」と怠けモードになっている。

その怠けモードについてだけれども以前は断酒ではないが週にビールを一本飲む程度の禁酒を2年程続けていた。しかしハッピーホームの建築が終盤を逢えた8月頃から週に一本のビールが2本になりそして3本になり、今ではとうとう週に10本以上飲んでいる。secret gardenで毎晩飲んでいた頃と比べればまだその量は少ないけれど、もう以前のように「酒なんて良くないよ。飲まないほうが良いよ。」とてもじゃないけれど、そんなセリフを人に伝える事は出来ない。

週5~6でビールを飲んでる現在だけれど、それでも飲まないほうが良いことは知っている。せっかく長いこと禁酒していたにも関わらずまたなぜ飲んでいるのかというと、禁酒をやめる宣言をして急に飲酒を再開したわけでは無い。今思うと張り詰めていた緊張がほぐれて心の緩みから段々と飲酒の回数が増えて行った事を思い出す、そもそも禁酒を始めた理由は健康維持、自制心を磨く、などもあったけれどコロナで仕事と収入が無くなってしまい「お金をへらさないように。」それが一番の理由だった。

そしてそんな悪い状況の中スンバワにハッピーホームの建設も始めた。無職、無収入+自宅が出来上がるにつれて毎月建設費は出ていく。今まで20年間以上個人商店で質素な生活を続け少しづつ少しづつ預金を増やしてきた。グラフに例えれば「20年間のあいだ緩やかな右肩上がり」だった。しかしその状況は自分の失敗でもないのに崩れた。

「人生はお金じゃない。」そんな言葉も良いと思うけれど、現物を一度も見たこと無くてデジタルでならぶ預金額の数字が増えていくと心潤う物だ。しかしその反対は、(毎月デジタル数字が減っていく)とどんどん心は荒んで行く。その期間が長くなれば長いほど荒み加減は増してゆく。2年以上そのような状況が続くと減るのが当たり前になるんだけれど心はじわじわと蝕まれてゆく。8月ぐらいに大体の工事は終わり自宅が完成に近づくとデジタル数字が減るスピードも緩やかになっていった。思い出すとその頃から張り詰めていた気持ちから開放させようとしていた。そして10月下旬からは昔の半分位だが収入を得る事が出来るようになり、いつも険しい表情でにらめっこしていたデジタルの数字の下落に歯止めがかかった。

多分それが禁酒が解禁に向った原因だろうかと思う。禁酒中は62.5~63.0kgを保っていた体重はいつの間にか66.6kgへとなっていた。禁酒中はストイックにコントロールしていた体重だけれど、もう今は「どうでもいいや。」となっている。

デジタルの数字が少なくなるのを見てストイックに生きるか。怠けながらデジタルの数字が増えていくのを見ているのか。どちらが良いのだろうか?

現在体重は増えたけれどまださほど腹は出ていない、この先はビールの量が増えてオッサン体型にならないよう気をつけようと思う。