車は無い電気も夜しかつかないMOYO島にちょっくら出かけてきました。

日の出がだんだんと遅くなり時折冷たい風も吹き始め、もう近いうちに乾季が始まりそうな空気感で風向きが完全に東向きにシフトしたらレイキー滞在も終わりなのかな?と少し寂しい気持ちになってきたこの頃です。

この数日間スモールウェーブが続く予報が出ていたので、一番波が無いタイミングを見計らって家族と観光旅行へ行ってきました。

人が少なくなればなるほど、人工物が無くなればなくなるほど、人々は優しくなり心大きくなる。そして時の流れもゆっくりと。これが人間の正しい暮らし方だと教えてくれるような場所MOYO島。

短い滞在時間でしたが大自然の力と地元の人々の優しい心使いでとても癒されてきました。

写真を撮るのが苦手?面倒くさい?私ですが道中所々で撮った写真を掲載するのでご覧ください。

 

 

スンバワ島で一番お気に入りの場所タンボラエリア。スンバワ島で一番高い山があるこのエリアは北海道の100倍ぐらい人がいなくて手付かずの自然しかない。

タンボラエリアの西北端の沖合にはSATONDAという神秘的な湖があるのでどうしても行きたくなりGOOGLE MAPを見ながら人々に尋ねながら、5時間近くかけてやっとボートを出せる場所を発見。沖合に見える小島の真ん中は湖となっているのだ。

ボートで約20分で到着、島には私たち家族のみでほかには誰もいない。浜からほんの100m丘を登ると本当に湖が見えてきた。そして周りの丘の外側はすべて海に面している。

島の稜線目指してプチ探検。左に見えるのは海。

左が海で右が湖。周りは一周ぐるりと小高い丘に囲まれ海と湖がつながっている場所は無い。こんなところに湖があるなんてとても不思議。

景色はどう見ても山奥にある湖だが、湖の水をなめたら塩水だった。海底で海と湖がつながっているのか?

サトンダ島の海側はダイビングにも絶好なサンゴ礁の海。家族貸し切りで素晴らしいひと時を。

サトンダ島の感想ですが実際自分の目で見るよりもこの画像のように航空撮影した物を見るほうが神秘的だなと思いました。しかし誰もいない無人島を私たち家族貸し切りですごく良い経験になりました。

スンバワ島のすぐお隣のMOYO島に行くために地元漁師町を探してボートで行けるのか尋ねて回ると、チャーターしたら行けることが判明。貧乏旅行には少しお高い料金だったけれど、折角ここまで来たんだからということでMOYO島行きを即決断。

今回の旅で大活躍してくれている我が家のHONDA車。エアコンがよく効くオートマ車で快適な旅に連れて行ってくれる。

朝の水揚げ現場を発見。ハタにカンパチなどなど美味しい魚が沢山上がっていた。画像ではサイズが分かりにくいけれど、これで30KGはありそう。

驚くことに値段はバリの半分以下、魚種により異なるけれど200円/KG~300円/KG.2時間ほど離れた町にいる台湾人のバイヤーに卸すと言っていた。

値段やらボートのエンジンのサイズやらいろいろと交渉後にやってきたのは40馬力の最速ボートで揺れが少なく約40km離れた港までは90分で到着。

MOYO島の港からジャングルに7km位入ったところにある神秘的な滝 MATA JITUに。山登り好きな私で登山の際にいろいろな滝を見たことあるがこんな不思議で神秘的ななきは今まで見たことない。

南北50km東西20kmで道もほとんどない山深く囲まれたMOYO島の奥の奥にあるこの滝を誰が一番最初に発見したのか?

映画撮影のために人間が作った舞台のセットの様。こんな形の滝が上流から続いていた。