分厚いお年玉袋

昨日お年玉をもらった。何年ぶりにお年玉をもらったのだろう?最後にもらったお年玉はもう記憶にはないが、中学を卒業してからは一人暮らしだったので、多分中学生が最後のお年玉のはず。

実に35年ぶりにお年玉をもらったことになる。

子供のころにもらったお年玉の中身は1000円札が数枚、一番多くても1万円札1枚などだったと思うが、このお年玉は異常に袋が分厚い。

そう大人向けお年玉袋だ。

このお年玉袋をくれた人は数日前のブログにも書いた飲ませ上手な浜さん。去年の3月コロナでバリが封鎖されるときも浜さんはSECRET GARDENに宿泊していた。

そしてそれから10か月間NO GUESTが続いていたが、久しぶりのコロナ始まって以来のゲストも偶然にも浜さんだった。

浜さんの今回の旅の目的はサーフィンしてコロナで蓄積された疲れを癒すということが一番の目的だが、滞在中の行動やお話を聞いているとバリの観光業に携わっている我々をヘルプしたいという気持ちがしみじみと伝わってくる。今回の旅の目的はサーフィンを兼ねたバリ島観光復興作業に来られたように感じられる。

先日、2週間滞在からの帰り際に両手で丁寧にお年玉袋を持ち「年上の方に失礼かもしれませんがお年玉」といって渡してくれた。

実はこのお年玉袋にはすごく深い意味が込められているのだ。「なぜかというと」私の性格を見透かしてのお年玉袋なのだ。

もしも現金丸出しでこのお金使ってください。と言われたら、私自身のプライドもあるので「いいえ、そんな、お金なんてもらえません。」と断るはず。

しかしお年玉と手書きで書かれた封筒を渡されたら、「ありがとうございます。」と自分に引け目なく素直に受け取れたのだ。そんな人の気持ちまで察して配慮のお年玉袋なのだ。

浜さんはアジアを中心に美容系のお店を10店舗ほど経営している。コロナ後は自身のビジネスも以前のように順調ではなく自分も困っている最中だろうが、そんな状況の中でも周りの人をヘルプしようという思いや行動が出来るなんて素晴らし。

そして何より尊敬すべしところがヘルプしてあげてるよ。という言葉や態度が一切見えないようにしてヘルプをしていることだ。

この20年の間SECRET GARDENで色々な方々にお会いしてきたけれど、ゲストの方々を見て話して私自身成長しているのだけれど、今回また一つ浜さんから学んだなと思う。

昨日まではそんな良い日々でしたが、そして今日からまた無職再開です。次の旅の波をイメージしてお年玉でNEWボードオーダーするかな~。

波のほうは先日よりサイズアップ、ビンギンでは胸ぐらいのうねりが入っています。西風が吹きオンショアーのためサーファーは無し。今日も東海岸のサヌールやスランガン、ヌサドゥア方面に行きましょう~。