バリ島からレイキーへの航空券購入方法など説明いたします。

日本も先進国に遅れながらやっと外国人の観光受け入れを開始しましたね。そして来月1日からは東京ーバリ島のガルーダ直行便も就航する様で「久しぶりにバリ島へ」と旅行計画されている方が増えて来ていることだと思います。

サーファーの方々は特に数が多いと思いますが「まだワクチン摂取していない。」などの理由で重い腰が上がらない人もいる事でしょう。しかしそんなのも時間の経過とともに消えていく問題、多分来年のGW位にはその様な事も気にせずコロナ騒動以前と変わらず、みんなが気軽に海外旅行に行っているでしょう。

そんな事で最近では「海外にも出やすくなったし、ハッピーホームに行くよ。」と問い合わせが増えて来ました。バリ島から意外と近いスンバワ島ですが今ひとつ情報が少なく、「スンバワまでどのようにして行けば良いのか?どこいきの航空券を買えばいいの?」などの質問が多いので簡単に説明して行きたいと思います。

左側がバリ島、そのお隣がロンボク島でそのさらにお隣がスンバワ島。バリ島から2つ隣の島なんです。インドネシアにはバリ島以外にニアスやメンタワイ、GLandその他数多くの世界的有名サーフポイントがありますが、そのほとんどが飛行機を乗り継いだり、船を乗り継いだり、陸路で何時間もかかったりとバリ島を出発してからその日のうちに到着できないポイントです。メンタワイボートトリップや僻地のサーフキャンプに行くのはサーファーの憧れでしょうが2週間、3週間の時間が必要で長い期間の休みが取れない日本人サーファーにとっては現実的に難しい事が多いことでしょう。そんな中スンバワ島のレイキーエリアはバリ島から一番近くのロンボク島に次ぐ2番目近いディスティネーション。飛行時間は75分現地空港から車2時間で到着してしまいます。だから1週間程度の時間があればバリ島1泊、スンバワ3泊、帰りの飛行機1泊の様な旅行日程が可能です。

さてここからは皆さんから一番多く頂く「どの飛行機に乗れば良いの?」 質問を説明していきますのでご覧下さい。

東西に長いスンバワ島には西にスンバワべサール空港(SWQ) 東にビマ空港(BMU) 2つの空港があります。ここで勘違いしやすいのがレイキーピークはスンバワだからスンバワべサール空港だろうと思い込みやすいのですが、ハッピーホームがあるレイキーエリアはビマ空港からのアクセスとなります。

飛行時間はバリービマ直行便75分、バリーロンボクービマ(ロンボク島経由便)2時間55分、コロナ前は別の航空会社も就航していましたが現在はウイングエアー(ライオンエアー傘下)のみの就航となっています。そして直行便、ロンボク経由便共に毎日就航しています。

次にチケットチェックの方法を説明していきます。

「バリ ビマ 航空券」と検索すると上記の情報が出てきます。

 

そうすると先程検索したページをスクロールしていくと、バリービマ行きのフライト情報が出てきます。画像緑文字がバリービマ直行便、その下がロンボク経由便。

ちょっと驚いてしまうかもしれませんが、こちらは現在の片道の価格。円安、原油高騰が起こる前の2.5倍程の高値となっています。「1年半ほど前までは往復で12000円ぐらいだったのに。早く元の料金に戻らないかな?」と思ってしまいます。しかしポジティブ思考回路で考えた場合「航空券が高騰しているため訪れるサーファーの数は少なく海は空いてるぞ。」と捉えることもできます。

直行便をクリックすると詳細ページが表示されます。以前はバリ島発9:00だった直行便ですが現在は15:50発に。日本からの国際線で午前中バリ着の場合、その足で国内線ビマ行きに搭乗することが可能です。しかし日本からの直行便、アジアの都市経由便だとバリ着は午後に集中するのでバリ島に1泊してから翌日スンバワに向けて出発するパターンとなるでしょう。

翌日は直行便は15:50発という微妙な時間帯。長期旅行の方なら「朝バリ島でサーフィンしてから夕方の便でスンバワ行こう。」余裕を持っての移動ができますが、短い期間での旅行者にはこの様な旅行予定では時間ロスに感じてしまうかもしれません?

しかしそんな方におすすめあります。お隣の島ロンボク島に一度とまってからのまってからの経由便

バリ島朝8:30発、ロンボク島を経由して11:25分にビマ着。渡航時間は長くなりますが、日本からバリ島到着して翌朝には出発できて午前中にはビマ空港に到着、ビマ空港からは車2時間でレイキーに到着。途中昼ごはんを食べてゆっくりしながらでも15時ぐらいには現地イン。宿にチェックインを済ませてから夕方まで余裕でサーフィン1ラウンドできます。航空券代は直行便と比べて少しお高くなりますがタイトなスケジュールで旅行される方にはお勧めです。

お次はビマからバリ島への復路便の説明をして行きます。

バリ島への復路はビマ7:00発バリ島8:15着の直行便です。日本からバリ島間ガルーダ直行便を利用される方がかなり多く、それらのフライトは深夜バリ発です。その他アジア経由の日本便も殆どが夕方から夜出発となります。なので朝スンバワからバリに到着してからその日中に日本行きの便で帰国することができます。

そしてバリ島着が8:15なので帰国便出発前にバリ島でサーフィンするにも十分な時間があるでしょう。

上が緑文字直行便、その下が往路ロンボク経由便の往復料金です。

お次は予約方法を説明していきましょう。

各詳細を打ち込み進んでいくと予約オプションと各社料金比較のページが現れます。各社予約サイトよりもやはりウイングエアーダイレクト予約が一番安いです。

ウイングエアーをクリックすると、ウイングエアー親会社のライオンエアーのサイトが出てきますがそのまま続行してください。サイトはインドネシア語、英語のみのようです。その他の予約サイトも日本語対応はしていないと思われます。

「英語、インドネシア語のサイトだとどうも不安。」という方。そんな方には私が航空券手配お助けいたしますのでどうぞご遠慮。

ライオンエアーのサイトで日時、フライトを選択し進んでいくと下記画像の預け荷物の欄が出てきます。

高額チケットなのに預け荷物も有料です。確か空港で荷物を計量後に預け荷物代金を精算するよりも事前にネットで決済が割安だったような?

 

ネット決済の料金は上記の通り。ちなみに片道の料金です。コロナ前まで就航していたナムエアーという航空会社は預け荷物無料でした。

そしてここで一番注意してほしい事をお伝えします。バリ島ービマ行きウイングエアーはサーフボードの長さ規制がありロングボードなどは積めません。不思議な事に長さや体積の上限規則などが明確で無く8フィートのショートボードが積めない話を聞いたけれど8フィートのファンボードが積めたという話を聞いたこともあります。私自身の経験では7’3″のファンボードは問題無く積めました。普通のショートは全く問題ありませんが長くて体積があるボードの方ご注意してください。

また今はお休み中のボードも無料で積んでくれたナムエアーとの比較ですが、ウイングエアーはサーフボード1本に付き20万ルピアの別途料金がかかります。

とりあえず今日はバリ島からレイキーに来る方法や料金を説明させていただきました。現在航空券が原油高、円安等の理由で高値となっていますが、どこのポイントも大混雑で争い多いバリ島の海ではもう経験できない気持ち良いサーフィンができるレイキーエリアへ是非いらしてみて下さい。