「今年は雨季の始まりが早いなー。でも一時的で、また晴れの日が続くのだろう。」と思っていた11月前半。それから今日まで一日の内で雨が振らない日はほとんど無かった。そして今日から12月。長年インドネシアに住んでき経験上だと、雨季は12月から始まり、年末年始から2月上旬までがピークとなりショルダーシーズンが3月まで続く、だから暦では今日からが雨季の始まりだ。
でも賞味3ヶ月以上の長い雨季でも、朝から晩まで一日中雨が降る日は少ない。スンバワハウスの工事が始まり丁度2ヶ月が経つが、朝から雨が降っていた日はほんの2回だけで、今日が3回目となる。
こういう天気の日は日本の建築現場と同様、お休みする職人が多く普段は活気のある現場が静かになる。
雨で活気が無くなった現場では、普段威勢の良い棟梁もつまらなそうな顔をしてる。
インドネシアの天気予報は当てにならないけれど、降水確率70%の日がつづいているのと、空の色や雰囲気を見ていると、数日間は悪天候が続きそうな気配、それで活気のない現場風景を見ていたら、「今がチャンス、ロンボク島に行こう。」と思い、明日の早朝出発で準備を進めている。
バリ島では家からバイクで30~40分以内の距離で何でも揃うが、スンバワ島ではそうは行かない。たとえ、数少ないスンバワ島の都市部に行っても、バリ島では当たり前にある各種チェーン店や大型スーパーなど一つも無い、スンバワ島で誰もが知っているようなお店は東西500kmの島内に一軒だけあるKFCだけだ。スンバワの物資の品揃えは私がバリに住み始めた20年以上前を思い出させるレベルだ。
だからスンバワハウスに設置する、トイレやシャワー、バスタブにガスコンロ、扇風機、換気扇、備品一式、ロンボク島にある大手建材店から仕入れる。すでにネットショッピングを使い、トラック2台分になろうかという量の備品を買い付けてある。
いくら名が通った大手店舗でもインドネシアでは100%信用が出来ないのと、家7棟分もの備品を発注してあるので、送り忘れが無いか実際に自分で検品する必要がある。雨が続き、工事の進行速度がゆっくりな今が、ロンボク島に行くチャンス。
建築工事が始まり、家と現場、子供の学校の送迎、40分離れた町へ資材調達と買い物、そのパターンでしか行動していないので、「あっ忘れていたがサーフィンも含めておこう。」ロンボク島までは12時間の長旅になるが2ヶ月半ぶりに違う場所に行ける事が楽しみだ。
せっかく遠くロンボク島まで行くのだから、サーフィンしたり山に行ったりしたい気持ちだけれど、今回はスンバワハウスのメンバーの要望を聞いた上で買い付けした備品を検品、配送、皆の思いを背負っての、短期ビジネストリップとなりそうだ。
あるメンバーの方からインドネシアで下記のジェットスキーがあるか調べてほしいと要望があったのでネットで早速調べるとジャカルタに一台ある事が分かった。ロンボク島の次はジャカルタビジネストリップとなるのか???