バリに帰って来て10日が過ぎ、スンバワドリームハウス計画にむけやるべき事を整理したり、資材やインテリアを調べたりと毎日楽しい日々を過ごしている。しかしスンバワに行く6ヶ月前と変わらない閑散とした街、誰も宿泊者がいないSecret gardenを間近に見ていると、「大した問題でも無いコロナで、世界中の政府は規制を作り人々を洗脳させ、まだこんな事しているのかと」スンバワにいた時は忘れていた世の中に対するムカつきの心が現れたりする。

でも昨日はそんなことより、15年以上の付き合いがあるチカちゃんからスンバワに家を作りたいとLINEが届いた。そこには家の見取り図が添付されており、早速開いてみたが、小さな携帯で見ると何だか良くわから無い、画像を大きくするにつれ段々はっきり見えるようになってきた。

私がスンバワドリームハウス用に書いた見取り図なら画像を大きくしなくても大体のイメージはつくのだが、チカちゃんから送られてきた見取り図は私のものより4倍の大きさがあり携帯画面でそれを見ると4分の1の大きさになる。だから画像を拡大しないとはっきりと見えなかったのだ。

携帯で拡大してもわかりづらいので早速パソコンに転送してみると、寸法は表示されて無かったが、建築平米数はおおよそ25m×10m　250平米の2ベッドルーム平屋建てと分かった。そして家の前には広いテラスとプールまでついている。

設計図を見る限りではハイセンスのモダンな作りの家でハワイ、マイアミなどリゾート地の大豪邸のイメージが私の頭の中に浮かんできた。

コロナ前には年に1度のペースでsecret gardenに遊びに来ていたのでチカちゃんの仕事での活躍ぶりは知っていた。でも「こんな豪邸を建てれる様になったんだー」と豪邸よりもチカちゃんの出世に感心した。

チカちゃんはまだ20代後半、当時の同僚とサーフィン目的で遊びに来た。今でも思い出すが彼の遊び方の右に出るものはいない。短刀に説明すると朝薄暗い内からサーフィンに行き昼間、夕方と1日3ラウンドする。そして夜の8時ぐらいにsecret gardenで遅い夕御飯を食べ、9時には街に向かい、飲み屋を徘徊、そして深夜から早朝にかけて盛り上がる当時人気のダブルシックスというクラブに行き宿に戻るのは朝方、そしてまた早朝にサーフィンに行く。

外野からそんな彼の行動を見て睡眠時間を計算してみると毎日2時間程だ、そのペースを崩すことなく1週間ほどのバリ旅行を満喫して帰国していた。

そんな彼もいつの間にか結婚してお店を持ち、そして子供も授かり。会う機会は年に1度と数は少ないが、会うたびに店の数が増えた話を聞く。

豪邸の見取り図の説明を聞くのにメールのやり取りではやりきれないので、先日は2年4ヶ月ぶりにビデオコールでチカちゃんの姿を見た。コロナで商売の方も順調とは言えないだろうが、チカちゃんの姿は以前にも増して良いオーラが出ていて、前回あった時よりさらに大きな人間に感じられた。

そんな彼と建築の事や土地の区画とサイズの事で30~40分やり取りをした。彼のお父さんは建築会社を営んでいるのでチカちゃんはそちら方面もかなり詳しい。だから話はスラスラと進んで行った。

通常なら彼の様にsecret gardenに毎年来てくれる人たちと会って、近況を聞いてとそれが普通の生活だったが、コロナで人と会う機会がめっきり減ってしまった今、電話越しだが元気な姿を見ると嬉しくなる。

それにしてもスンバワドリームハウス計画の話に乗ってくれる人は、チカちゃんを含め尊敬できる人ばかりだ、それぞれキャラクターは違うが皆芯が太く強い人間、そして私より人間的に上の人たち。この様な人たちも私が考えた計画に乗ってくれて私は幸せな物だなと感じる。

さて今日の波は小さいです。昨日もインターネットも予報数値より2サイズ小さく、今日上がるのかなと少しだけ期待しましたが駄目でした。明日はさらにサイズダウンでこの先2~3日は期待薄でしょう。