レイキーピークはサーフィンじゃない。釣りがいいんだ。

つい最近スンバワやお隣の島に被害をもたらした台風が過ぎ去った後はレイキーも朝から晴天続き。空の色を見たり空気の温度や湿度を感じているとこの先は雨季の天候に戻らないように感じられる。

昨夜は2週間ほど前に伊豆からかかってきた電話以来の電話があった。それも珍しく日本人以外からの電話でビンギンローカルのMEGAからだった。

私がまだレイキーにいるのを確認するように「YUU今どこにいるんだ?」とバリ語が聞こえてきた。普段は毎日使い慣れたバリ語だけれど3か月近くバリを離れているので久しぶりのバリ語の応答に少し緊張しながら話を進めていった。弾んだ声で「明日からそっちに行くよ。」それで「そっちは魚は沢山いるよな?」、「YUU俺が魚を釣ったら刺身にして食べようぜ」、「そっちにみそ汁はあるか?」の質問が繰り返された。みそ汁は持っていないよ。と答えたら。「じゃあ今から買ってもっていくと」と返事が返ってきた。電話は3分ほどの短いやり取りだったが釣りの話が中心になりサーフィンと波のことは一切質問が無かった。

電話を切った後に「う~ん。」なぜMEGAはサーフィンのことや波のことを聞いてこなかったのだろう?と考てみた。それで私自己流だがその答えが出た。

それは彼や私のホームブレイクのビンギンやウルワツの波がここレイキーの波よりも良いからではないのか?

あえて自分のホームより波が良くない場所にサーフトリップに行くのだから波やサーフィンに対してそれほど熱い気持ちにならないのだろうかと?私のように少々波が悪くても空いている海でやりたいというオヤジサーファーではないMEGAにはレイキーで良い波を乗るぞという気持ちより大きな魚を釣るぞという気持ちで来るのだと思う。

彼らは今日の昼過ぎには私が泊まる宿に到着するので久しぶりのバリ人とのサーフセッションに飲み会が楽しみだ。

さて今日はサイズアップの予報が出ていますが、朝の時点では先日と変わらずの肩+。潮が大きく動く午後からサイズアップが期待できそうです。

ほんの数か月のレイキー滞在中だけれど来た時より成長した子供たち。

ピークとパイプ、今日も風が弱くてGOOD WAVE