この近年私の住まいバリ島にも退職リタイヤ組の方々、リモートワークで仕事をしている方々が数多く住み始めています。
バリ島では日本人に限らず世界中からそのような方々の数は増える一方ですが、スンバワではその数はまだ極少数、バリ島は欲しいものはほぼ何でもそろい、美味しい食べ物、お店も多数あり、病院、学校など施設も充実しているので移住者の数が多いのは当たり前かもしれません。
しかしインドネシアにはバリ島より素晴らしい波が立つ場所や自然がある場所は星の数ほどあるんです。でもそんな場所では食べ物が口に合わない、地元の人とのコミュニケーションが大変などいろいろと難点があり、移住するには相当な覚悟が必要です。
私はサーフィンや登山でインドネシアの色々な場所に行ったことがありますが、波や自然の素晴らしさ、食事やお酒の有無、街までの距離、物価の安さ、地元民との交流などなど考えると移住目線で考えると、現在滞在しているレイキーピークがベストではないかと思っています。(今ブログを書いていて思い出したのですが、SECRET GARDENを始める前1997年ぐらいかな?スンバワ、レイキーピークを訪れたときにここに宿を作ろうかとも考えていたんです。)
そこで実際スンバワで生活するにはどれぐらいお金が必要なのか計算してみまのでご覧ください。
初期費用
①家、下記画像の家位のサイズ 例えば2ベッドルームで夫婦とゲストが来た時に利用できる土地500㎡、建築面積100㎡、サーフポイントから300m位山側に入った安い土地にこれぐらいの規模の家を建てた場合。
約300万円~500万円
②家具、電化製品など生活スタートに必要なもの、これらは人それぞれでそろえる物、量が変わってくると思いますが、南国の生活で必需品といえば、ガスコンロに冷蔵庫など食事を作る道具、それにベッド、ソファー、エアコン、扇風機ぐらいでしょうか?
約50万円~
③車、スンバワ島には車のディーラーがありません。新車を購入する場合はお隣のロンボク島、またはバリ島から購入します。日本車のスタンダードな新車を購入した場合
約150万円~200万円
④オートバイ、スンバワ島で新車購入可能。日本のオートバイ、125㏄新車
約15万円
上記がそろえばあとは日々の生活費のみ。
⑤食事に関して、レイキーピークの近隣では新鮮な魚、エビ、イカ、鶏肉、ヤギ肉などが購入可能。醤油、オリーブオイル、ごま油などなど、外国製品はレイキーから50分ほど離れたDOMPUという街で購入可能です。
近隣には特別美味しいレストランなどはほぼ無し、なので移住した場合には基本自炊中心の生活になるでしょう。
スンバワ島はイスラム圏なのでアルコール類が、バリ島のようにどこでも手に入りわけではありません。しかしレイキーに関しては外国人が多く訪れる場所なので手軽にビールも買えます。
そこで夫婦2人で基本自炊生活、ビールも週4回ぐらいで飲んだ場合の食費は
少し多めに見積もっても
約10万円
⑥光熱費やガソリン代など
約1万円
⑦その他の雑費、スンバワ島では贅沢しようと思っても贅沢できる場所も少なく、基本飲食以外にお金を使う機会は少ないです。これらの経費も人それぞれですが月に一回夫婦で島内旅行などに出かけたとして
約3万円
⑧上記以外の出費。ビザ代がかかります。しかし55歳以上の方はリタイヤメントビザを取得してしまえば半永久的にインドネシアに滞在できます。または6か月有効の簡単に取得できるソシアルビザなどもあります。ビザ代をざっと概算して年間夫婦で24万円あればどのタイプのビザでも滞在できることでしょう。
約2万円
いかがでしょうか?初期費用で約500万円かかりますが、それさえ整えれば夫婦2人月額20万円以下で一生良い波保証付きの生活送れますよ~。
バリ島には大金持ちから、年金で細々と暮らす色々なタイプの移住者がいます。高級ホテルやレストランがあり、ベンツ、BMWも走り、お洒落をして出かけるようなビーチクラブもあるバリ島では生活の格差が見えてしまい、細々と暮らしている人には住みにくい部分もあるかと思います。
しかしここスンバワ島では、高級な場所が無いので大金を持っていても人との格差をつけることができない、ベンツ、BMWに乗り高級腕時計をはめていても、ローカルの人々はそんな物の価値も知らないので見せびらかすこともできない。ここでは大金持ちでも貧乏でも同じような立ち位置での生活です。
そんな場所を探しているあなたにお勧めです。
あっ、一つ忘れてることがありました。皆さんが気になる医療関係、50分離れたDOMPUという街に、中規模の病院があります。
しかし大けがや大病の時はバリの病院またはシンガポールや日本の病院に行くのが無難でしょう。
とりあえず興味あるかた参考にしてくれたら幸いです。
スンバワではこんな規模の新築の家が300万ぐらいで建てれますよ。