ハッピーホームの夜明けは鳥の鳴き声や風の音、そして波が上がった日には少し離れた海岸から波の音も聞こえて来る。最近小波続きで波音が聞こえる朝は少なかったけれど今日は波があると確信できる。
朝コーヒーを煎れ南側に向いたテラスで波の音を聞きながら携帯片手に潮周りをチェックする。
家の正面に見える先日取り付けたインドネシアの旗はなびいていないので、どこのポイントに行っても面ツルの波が約束されている。
レイキーピークからペリスコープまで一望できる給水タワーからは水平線に割れる白波が見えて遠目で見るレイキーピークのブレークの感じだとジャパニーズオヤジサーファーに丁度良さそうなサイズだ。
昨日まで続いていたどんよりした雨季の天候は一転し朝から晴天で波はサイズアップと絶好のサーフィン日和、これから昼が近づくにつれオンショアが吹く確率は上がるので早めに波チェックに行くことにした。
ハッピーホームから1kmほどのレイキーピークへはガラ空きの道をノーヘルでバイクに乗り5分ほどで到着する。最後300mほどのガタガタ道のところどころには先日までの雨で水たまりがありゆっくりと運転していく、海岸線に出たら予測通りに肩~頭位のクリーンな波がブレークしていた。
ポイントは少し岸から離れているが波に乗るサーファーや波待ちをしているサーファーの数がわかるぐらいの距離だ。これから引き潮に入り一番良い時間帯が来るにも関わらず、全部で10人もサーファーはいない。
もしバリでこんな状況なら一目散に着替えてパドルアウトとなるだろうがジャパニーズオヤジサーファーはシロアリ退治の殺虫剤をまく作業にBooking.comの掲載を学習するパソコン作業がある。すぐに片付けなくてはいけない大切な作業ではないがジャパニーズオヤジサーファーは、快楽(サーフィン)先回しで仕事や大切な事を後回しにするとスッキリしないのでまずはやることを片付けてしまう。そのような順番で無いとなぜか気持ちよく快楽を楽しめない性なのだ。
今までsecret gardenで出会った人の中で仕事が順調に行っている人を分析すると、彼らは仕事と快楽の使い分け方が上手で、共通している事は仕事を後回しにしてまで快楽を追求しない。そして自己管理もしっかりやる人が多く約束や時間を破る事は無く、小さな金銭の返済や毎月決まった支払いの期日が来たら直ぐに支払う。そう快楽を先回しにせず仕事、支払いをちゃんとした順番で処理出来る人間だから仕事で成功する。そして仕事で成功すると当然収入面も上がる。金銭的に余裕が出ると海外サーフトリップに行ける回数も増える。という結果だ。
今日はジャパニーズオヤジサーファーも仕事がうまく行く人の習性を学んでサーフィンは夕方ハイタイドのペリスコープ狙い、オンショアが吹いたらノーサーフとなるけれど、もし風が弱ければ少人数でgood waveは間違えなし。ブログ書くのもこの辺で止めといてシロアリ退治してきます。
