年末から休みの職人が増えて、新年二日目の今日の現場はまだ活気が戻らず7~8人工事を進めている。一軒の家を建てるだけならその人数で十分だけれど、スンバワハッピーハウスは私の家を含め7軒の平屋を建設中、そしてそれらに加え住み込みスタッフ用の家に余裕で人が住める大きさの倉庫、全部で9棟の工事をしている。2500坪の広大な敷地に9軒の建物、そこに7~8人の職人が仕事をしていても、活気は無くひっそりと静まり返った雰囲気。
多くの職人が動いてどんどん工事が進まないと、材料発注、入金、寸法や設計図を作る私の仕事も少なくなり暇になってしまう。
- 家の完成まではまだ少し時間がかかるけれど、主な資材、備品の仕入れなど、私がやる仕事は7割型は終わっているので、日本人的にもっとガンガン工事して先読みしながら仕事を進めたいのだが、「ここはインドネシア。」工事の納期なんて無いし、そんなペースでやるのがごく普通。そういえばsecret gardenやdream view villa を建設したときも1年以上月日を費やしたしスンバワハッピーハウスは工事が始まってまだ3ヶ月。「そう考えれば早いペースで進んでいる事になるかな。」と自分に納得させる。
と言うことで今日は波も小さいし暇になった時間に家から20分程南に走った。「ポジティブビューポイント」と勝手に名付けたお気に入りの場所に散歩に。 以前は頻繁に来ていた場所だけれど、今回のスンバワ滞在3ヶ月半で訪れたのは今日が初。
交通量はほとんど無く、この先道は行き止まり、途中には落石があり車は通れない。だからこんな事していても大丈夫。
ここがポジティブビューポイント。1年前息子とここに来た時を思い出し、「成長したなー。」と想う。
今日は1kg程のハタを購入、魚影の濃いスンバワはバリより安く1kg50000ルピア(400円)季節的に脂ののりは少ないけれど、美味の白身で骨からいい出汁が出る。個人的には煮付けや蒸物が好き。
奥さんのキキがまだ生きている地鶏を私の柳刃包丁で一瞬のうちに締めて下処理を。近代国の女なら、生きた鶏を締めることをできる人は極少ないけれど、インドネシアでは当たり前。逆に鶏を締めれない女が非常識ぐらいの感覚。そういうところがインドネシアの良いところ。
今日は暇なのでたわいもない、お話しでした。
それではまた。