今日はオシッコの話についてです。
朝はいつも通りに波チェックに向かうと急にオシッコがしたくなって「そういえば年々立小便する人が減ってるな~」一昔前のバリでは道端で立小便をする人をよく見かけたのに近年はどんどん減っているような?
実際に私自身も立小便する回数が減っている。
私がビンギンに来た20数年前は、嘘のようだがローカルの家にはトイレというものがついている家は無かったのだ。
小便も大便も外でするのが当たり前で、それは男性だけでなく女性も子供も全員外で用を済ます。
若い女性が用を足しているときに人に見られたらどうするのと思う人がいると思うが、そこには暗黙のルールがあり。私も近所を歩いていて人が大便をしているところに出くわしたことがある、反対に私が大便をしているときに人が通りがかることもあった。
しかしそんなときは皆、見て見ぬふりをしてさっと通り過ぎるのだ。それが若い女性だったとしてもあとで「誰誰がウンコしていたぞ」なんて言う話は一切出てこない。
そのころのローカルの言葉を思い出すけれど、「ツーリスト(西洋人)が来たら立小便したらダメだぞ」のようなニュアンスのことを聞いたことがある。
しかし今ではローカルでさえ立小便をしてる姿を見かけることは珍しくなってしまった。
それはローカルの家にトイレが出来たということもあるが、先進国の教育を受けた都会人の数が増えてきて、いつの間にか都会ルールが優先になってしまったためだと思う。
去年久しぶりに日本に行ったとき、以前住んでいた湘南に2週間ほどいたのだが、その時も同じようなことを感じたのを思い出す。
湘南の茅ケ崎には海岸にそって松林があり、そこは人けが少なく絶好の立小便の場所だった。サーファーたちは普通にそこで立小便をしていたのだが、今はそんな雰囲気は一切なく立小便でもしようものなら警察に訴えられるような雰囲気を感じた。
やはり人の思想がどんどん都会的になっていくとその様な現象が起きるのだなと思う。
立小便して逮捕とか罰金とかその様な法律を作っている国や場所もあるけれども、そういう場所は旅行で行っても3日もいるとストレスがたまり早く出たくなる場所だ。
20年前のビンギンや今でも堂々と立小便ができるインドネシア田舎やヒマラヤなどそんな場所の方が人間として心地よく生活できる場所なのだろう。
さて今日の波も先日と変わらずスモールでうねりはばらついた感じです。
ビンギン周辺は誰も入っていません。午前中はロータイドで出来るポイントは限られそうです。グリーンボール、ヌサドゥアテンプル、サヌールビーチブレイクなどがサーフィン可能でしょう。昼前からの上げ際はヌサドゥア、スランガンなどもできそうです。