バリ島でツーリストで一番賑わう繁華街クタ、スミニャックの北側に位置するチャングー。
昔に訪れたことのある方々は田んぼにあぜ道のイメージがあると思いますが、近年では高級ビラ、おしゃれレストラン、DEUSなどの有名なサーフショップなども進出し「チャングー=おしゃれエリア」のイメージが定着しています。
チャングーのベストシーズン
チャングービーチは南西方向に面しているため、乾季の季節風、雨季の季節風共にオンショアーとなってしまします。
朝一から10時ぐらいにかけては風が弱くベストコンディションになることが多いです。
しかし昼前からはほぼ毎日オンショアーで風が入り、ジャンクコンディションに。
チャングーのポイントは大きく分けて3か所。
ビーチから海を見て一番右手がグーフィーのリーフブレイク、その隣がメインポイントのAフレームの波、左手にサンドバーのポイントがあり一見見た目だけではビーチのいたるところに波が割れているように見えます。
各ポイント、南向きに面しているため南うねり、西うねりを拾いやすく常時波があります。
チャングーのベストサイズ&タイド
腰のスモールサイズからサーフィン可能になり胸位までは初心者でも楽しめるメローな波質です。
胸から頭半までがチャングーのベストサイズ。ダブル以上になると波はクローズアウトし強力なカレントが発生します。
クタ周辺のポイントが膝~胸ぐらいの上げ潮周り、風が弱い朝に行くとチャングーにベストサイズの波が立っているでしょう。
潮が引き気味の時間帯でもサーフィン可能ですが浅いリーフなのでブーツを着用したほうが良いでしょう。
チャングーの波質
潮回りやうねりの方向で波のコンディションは異なりますが、チャングーの一番いい波はポイント中央に割れるAフレームのレギュラー波です。
河口のようなうねりの入り方でテイクオフポジションはコンパクト。Aフレームの波のピークからテイクオフするとチューブとなる波もあり、大きなボトムターンを描ける波もあり、うねりの方向などでいろいろな種類の波のコンディションとなるバラエティーに富んだ波質です。
バリ在住外国人サーファーに人気のポイントで初級者~上級者までいろいろなタイプのサーファーがいるのもここチャングーの特徴、ローカルたちも数多く、特にコンペティター系サーファーがエアーなどの練習に励んでいる姿が目立ちます。
チャングーでサーフィンする時の注意点
メインピークのAフレームのポイントは混雑している時が多く、そんなときは両サイドにある比較的すいているサンドバーポイント、グフィーのポイントブレイクがお勧めです。
これらの波はAフレームに比べ易しい波質で初級ー中級者サーファーの数も多く、波の取り合いも少なく、乗れる本数も増えるでしょう。
チャングーポイントのすぐお隣にはバトゥーボロンビーチ、そこからさらに1kmほどの場所にあるブラワービーチはロングボードや初心者で賑わっているポイントです。「チャングーの波がちょっと厳しい」という方にはこれらのポイントに行ってみましょう。
チャングー周辺のポイントは海水が茶褐色でボトムが確認しにくいので、引き潮時にサーフィンする時はリーフに注意しましょう。
チャングーの周辺情報
チャングーは人気のビーチタウンで、周辺にはツーリスト向けの宿泊施設、レストラン、海の家やビーチクラブがあり、コンビニ、ローカルフードなども徒歩圏内にあります。
レベル | 初級者 中級者 上級者 + サンドバー、タヒチポイントは胸サイズ以下は初心者も可能。 |
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波のタイプ | レギュラー グーフィー |
シーズン | 3月 4月 5月 2月 10月 11月 12月 |
ベストサイズ | 腰 腹 胸 肩 頭 |
ベストタイド | 1.2m~2.0m |
ボード | 5'5~6'2 |
ボトム | リーフ ビーチ |
ブーツ | 不要 |
ロングボード | 可能 |
クタから | 30分 |
最寄りの町 | チャングー |
売店・レストラン | あり |
宿泊施設 | あり |
駐車場 | あり + ポイント隣接駐車場有 |