グリーンボール / GREEN BOWL

グリーンボール / GREEN BOWL

g
3

バリ島の丁度最南端に位置するグリーンボール周辺の海は、バリの海の中でも透明度が非常に高く3本指に入るに綺麗な場所。

海岸には人が少なく、断崖絶壁の長い白砂の海岸が数キロメートルにわたり続き、海はインド洋独特のエメラルドグリーン色。

グリーンボールの名前の由来は、そんなグリーン色の海にボール状の波がブレイクしているのでGREEN BOWLという名前が付いたそうです。

しかしこんなに綺麗なサーフポイントまでのアクセスは一苦労です。。

断崖絶壁の下にあるポイントまではなんと300段ある階段を上り下りしなければたどり着きません。

グリーンボールのベストシーズン

グリーンボールのベストシーズンは風が弱くなる乾季の終わり10月から雨季の終わりに当たる5月あたりまで。

特に風が弱くなる乾季と雨季の間、雨季と乾季の間がいいコンディションになることが多いです。

グリーンボールのベストサイズ&タイド

チャンネルに沿って右側にレギュラー、左側にグフィーの波が割れています。レギュラーの波がグリーンボールのメインブポイントです。

胸ぐらいからサーフィン可能になり頭半ぐらいまでがベストサイズです。

レギュラー、グフィー共に引き潮回りが良く、上げ潮になると波が割れにくくなりチャンネルには強いカレントが発生します。

南向きに面したグリーンボールはうねりに敏感で常時波があります。

うねりに敏感なチャングーやウルワツなどのポイントがスモールコンディションになった時にグーリーンボールに丁度良いサイズの波となります。

風が入りやすいポイントなので午前中など風が弱い時間帯の引き潮時チェックしてみましょう。

風に潮周りの良い時間帯でタイミングが良ければサーファーが少ない綺麗な海でGOOD WAVEに遭遇するかもしれません。

 

 

グリーンボールの波質

レギュラーに割れる波は一見パーフェクトウェーブに見えますが波の選択が必要です。ブレークが速すぎる波も多々入ってくるものの、良い方向からのうねりを捕まえると150mものロングライドができる波になったりと、うねりの方向で波が不規則に変化するのが特徴です。

ボトムはリーフですが波の掘れあがりがゆっくりしているので、ビーチブレイクのようにトリミングしながらパワーセクションを探しボトムターンを入れ、どんどん走っていくタイプの波です。

エンドセクションまで乗り継げると水深が深くなり波は消滅します。

波をメイクした後はカレントを利用して簡単に沖に戻れます。

波のサイズが頭半を超えたときはカレント強くなりハードな波質になります。

 

左側のグーフィー波はレギュラーに比べてショートライド。

岸から見ていると一見凄く切り立った波に見えますが、見た目ほどパワーがなくテイクオフがやさしくできるメローな波質です。

ボトムターンとトップターンを連続できるファンウェーブでスモールコンディンの時は初心者でもサーフィン可能です。

レギュラー側の波に比べて迫力にかけますがサーファーが少なくリラックスして楽しめます。

波待ちのポジションは常に横に向かう流れがあり、テイクオフポジションをキープするためのパドルが必要です。

グリーンボールでサーフィンする時の注意点

グリーンボールはとなりのグヌンパユンやニャンニャンに比べると掘れてパワーがある波です。

潮の動きが大きな日、波のサイズがある日は強いカレントが発生するのがこのポイントの特徴、ほかのサーファーがゲッティンぐアウトしている状況などを見ながらポイントの状況を把握しましょう。波のサイズが少しでも上がった時は初級者サーファーは注意してください。

グリーンボールの周辺情報

グリーンボールの駐車場にはバリのお寺、海の家があり、荷物をあずけたり飲食が可能です。

ポイントの近隣には宿泊エリアやレストラン、コンビニは無し。

とても綺麗なビーチはきれいなので家族連れやカップルにも人気なスポットです。


レベル 中級者 上級者 + ポイントの間にチャンネルがあり引き潮時は強烈な流れ初心者には不向きなポイント
波のタイプ レギュラー グーフィー
シーズン 1月 2月 3月 4月 5月 10月 11月 12月
ベストサイズ 胸 肩 頭 頭半
ベストタイド 0.6m-1.3m
ボード 5’6”~6'4
ボトム リーフ
ブーツ 不要
ロングボード 可能
クタから 40分
最寄りの町 ウンガサン
売店・レストラン あり
宿泊施設 なし
駐車場 あり + ポイントが一望できる有料駐車場有