スンバワのビマ空港からハッピーホームまでの行き方。

ハッピーホームも完成したので工事職人の出入りも終わり、日に日に目に見えて工事が進んでいく状況も無くなった現在。日々のお仕事は室内掃除に庭の手入れ、そして広大な土地の芝刈りの繰り返し。今月から入った真面目なスタッフに恵まれ私のやる仕事量はどんどん減る一方。

ということでやっと時間に余裕が出てきた最近、今の暇な時間を利用して皆さんにハッピーホームやその周辺の情報をお伝えして行きたいと思います。前回はハッピーホーム(レイキーピーク)への行き方と航空券の情報を掲載したので、今日はスンバワの空港に到着してからハッピーホーム(レイキーピーク)に来るまでの手順を説明していきます。

前回のブログにも掲載しましたがスンバワ島には2つの空港がありハッピーホームに来るには島の東側にあるビマ空港を利用します。現在ビマ空港はバリ便、ロンボク便、マカサール便の3便のみの発着回数がとても少ない空港です。まだコロナの影響のせいでしょうがコロナ以前も一日の発着回数は10便程度でした。そのような空港なので飛行機が発着する時間に搭乗員と送迎人で賑わい、飛行機が飛んで行ってしまうと空港内と駐車場はガラガラ状態となる極小規模の空港です。日本で例えたら新島、八丈島、沖縄の小さな離島のような空港でしょう。

スンバワへは一日何百便もの発着がある大規模なバリの空港から定員40人ほどの小型プロペラ機に75分間乗って来るわけですが、スンバワ(ビマ)の空港に着陸し小型飛行機の階段を下りスンバワの地に踏み入れると、広く360度見渡せる広大な景色と深い青空に真っ白な雲がお出迎えで、その瞬間にバリでは味わえない開放感を感じることでしょう。

飛行機は空港ターミナルの目の前に停車、そこからターミナル内に入り荷物コンベアの前で荷物とサーフボードが降ろされて来るのを待ちます。

バリの空港のように各国の人種でごった返す様子とは異なり、レイキーピークを目指すサーファー以外ほぼ外国人が訪れないビマの空港、外国人の姿は物珍しくさらに大きなボードケースを抱えているその姿は周囲からかなり注目を浴びます。

そんな我々外国人の姿はあっという間に発見され「お前らレイキーピークに行くんだろう。」と白タク業者の斡旋人の様な人から声がかかります。(もし斡旋人から声がかからない場合でも空港内に白タク業者のカウンターがあるのでそこへ進んでください。) スンバワにはタクシー会社の制服を着たいわいるタクシー(メータータクシー)は無いので、全て白タクとなります。

(ちなみにビマの空港で白タク業者以外が外国人サーファーの運搬をすることは内部ルールで決められているのでレイキーピーク目指すサーファー全ては白タクを利用しなければなりません。)

バリ空港にも多くの白タクがいるのはご存知の方多くいると思いますが、その白タクを利用する場合、値段交渉性でぼったくられる事もあり「白タク=危険」というイメージですが、ビマ空港の白タクは料金一律です。

ちなみに現在のビマ空港ーレイキーピーク車1台につき80万ルピア。

バリで白タクを利用すると料金後払いのため、降車時に、はじめに交渉した料金よりも多く請求されたりする事もありますが、ビマ空港の白タクは事前にカウンターで80万ルピアの精算を済ますので、後にトラブルになることはありません。

カウンターで支払いを終えてから駐車場に向かういますが、途中ボード運びのポーターが仕事を授かろうと強引なセールスをしてきたりもします。実際ポーターが必要ある距離移動ではありませんが、地元民貢献と鬱陶しさを取り払う為(他のポーターから声がかからなくなるので)利用しても良いかもしれません??

空港外に停めてある白タクに荷物を積み2時間程でレイキーピークに到着します。タクシードライバーに宿泊先を伝えないとレイキーエリアの適当な宿泊施設に連れて行かれる場合もあるので、事前にgoogle mapでhappy homeの位置情報をタクシードライバーに伝えてください。

バリ島を離れ日本語、英語などの言葉も通じにくいスンバワ島まで来るのに不安がある方もいるかと思います。しかしインドネシアの旅は自分で色々と探して手配しなくても、我々外国人の姿を見つけると地元民が鬱陶しい程寄ってきて案内してくれるので言葉など通じなく孤立してしまうことは無く、どうにか目的地にたどり着くものです。全てシステム化されて楽に過ごせるバリ島も魅力ですが、少しドキドキしながらインドネシアの旅を味わうのも楽しいでしょう。