世界は動き出してるけれど。僕も早く実業して旅行にも行きたいな。

ネットニュースを見ていると、HIS,JTBがGW向けにハワイ旅行を販売。エアーアジア、タイ行きチケットセール、など嬉しいニュースの見出しが日に日に増えている。そんなニュースを見ていると、「もう旅行に行けるんだね。」と今まで変な同調圧力に縛られていたので、開放感を感じ旅行に行きたい気分になるのも当然、まずは時間とお金に余裕がある人から順番に海外旅行に出かけるようになり、日にちが経つに連れコロナ以前の様に誰でも気兼ねなしに海外に行ける日々になる。最近ではGWの影響もあるのか、私の知り合いの日本人が「バリに行くよ。」という話を多く聞くようになってきた。

世界情勢とはあまり関係ない場所。スンバワでも、外人サーファーの数が日に日にましているのを目のあたりにしているこの頃、そんな最近の時勢を見ていると数ヶ月後には「コロナ騒動なんて本当にあったの?」と思えるほど急激なV字回復をしそうな前兆に見える。

人に嫉妬したり、他人を見て羨ましい気持ちを抱かないよう心がけている私だけれど、ここ最近「世界は動いているのに、自分は動いていない。」と思ったりもしてしまう。

現在スンバワハウスのプロジェクトでコロナ最中の無職状態だった時よりは精神衛生は断然良いが、未だ家を建てているだけでまだ実業はしていない、本当はこのタイミングで実業に入り、コロナ無職から脱出したいのに。もしもバリにいたらsecret gardenにもお客さんが来て、実業は始まってるのだろう。などついつい周りの動きを見て自分の今の立場と比較してしまったりする時もある。

実業が始まれば今まで滞っていた収入も少しは戻り、明るい気分になり、「美味しいもの食べて少し贅沢などしようか。」それで実業が潤って来れば「旅行に行こう、来年にはヒマラヤの山に登ろう。」となるのだが、私にはまだ神様が試練を与えているようだ。

secret gardenを建てたときも今と同じような環境だった事を思い出す。自分にとって建築現場で現場監督をしながら日々家が完成する姿を見ることは凄く嬉しいことだけれど、本当は建築終わってからの実業が本番なのだ。今も毎日建築現場で楽しくやっているけれど、周りの世界は動き出しているのに実業をしていない自分、周りは旅行に行く人も多くなってきたのに旅行にも行けない自分。嫉妬に比較をしないようにしているけれど、そんな自分がなんか周りの世界から取り残される気分になってしまう。

コロナ最中はやる事ができて活き活きしてたのに、コロナが緩和するとおいてけぼりにされた気分。人間は周りの動きで都合良くも悪くも変わるものだ。お坊さんや仙人のような少々の事では動じない心の持ち主を目指しているのにまだまだ自分は青二才だなと思えてしまう。

やはり精神を鍛えるのは実業で収入を得て山に登り、ヒマラヤに行かないとね。