決済方法もデジタル化が進んでいるネシア。だけれど

スンバワハウスの建築スタートの日から数えると後もう少しで半年が経つ、その前の今日からピッタリ数えて半年前になる9月24日の今頃は土地の購入で地元の土地の持ち主と支払いについてやり取りしていた。計画の中でも一番支払額が大きく、第一回目の取引、不動産屋などの仲介が入り土地を購入するのでは無く、土地の持ち主と直接交渉で購入する。個人間で土地の売買をするときに騙されてお金だけを取られてしまって土地は自分の物にならないならなったなどの話も無いわけではない。下調べはちゃんとしておいたけれど、正式に名義変更が終わるまでは心が落ち着かなかった。

土地の名義が正式に変更できて、建築許可を取得してから、建築を始めるのが本筋のやり方だけれど、「ここはインドネシアそれもスンバワ。」書類作業は何も終わってない中、建築作業は進んでいった。

バリ以外の土地でやる建築作業、最後に建築作業をやったのは3年前にsecret gardenの改装をして以来。その時から長い時間はたっていないけれど、その間にインドネシアが進化したな。と思うことがあった。

コンビニもクレジットカードを使える近代的な店も無く、商品には値札もついていないのが当たり前のスンバワ。だけれど私が利用する殆どの建築資材屋で支払いの際に携帯電話を使い振り込みができるのには驚いた。

私が携帯電話からインターネットバンキングで支払いをすると、数十秒後には相手の携帯に振り込み通知が送られてくる。インドネシアの通貨は日本円で10万円相当もあると分厚い札束となりポケットや財布の中が膨らんでしまう。7棟分の建材を買うのに数十万円単位の支払いもまれ出は無い、だからこの短期間で画期的な発展したキャッシュレスのインターネットバンキング払いには非常に助かっている。

しかし面白いことに、そんな近代的な支払い方法で決済したあとに渡される領収書はインドネシアでも今まで見たことも無い原始的なもの、一軒のお店だけで無く数多くの店舗でこの手の領収書を手渡される。

わら半紙に手書きで品数、品名、価格が書き込まれ、最後にお店の印を押す。「こんなので本当に大丈夫なの?」と思うが、インターネットバンキングの振り込み証明もあるので、もしも交換、返品などの時も証拠はある。

ちなみに品物交換をしたとき、この手書きの領収書もインターネットバンキングの振り込み証明も見せずにやってくれた。

こんな領収書を見ると、よそ事だけれど絶対に税金の支払いも適当なんだろうなー、と思ってしまう。

お店に並んでいる商品には値札は無くいちいち値段を聞かなければならない、スンバワではその人口が少なく肌の色に顔立ち教養も日本人に近い中華系華僑のお店では面倒な値段交渉をしたり品定めをしなくても、しっかりとやってくれる。その一方でインドネシア人ローカルのお店では「どこかでごまかしてやろう。」というそんな考えを持った店員、時には店主も少なくは無い。

現在そんなスンバワのお店で資材買付をしていると、22年前シークレットガーデンを建てたとき、故意的に注文と違う種類の安い材木が送られて来て、血相を変えて店に怒鳴り込みに行った事などを思い出す。しかし発展したバリではインドネシア人経営店でもその様なお店は無い。

スンバワの様に値札は無い、騙しもある。そういう買い物は精神を研ぎ澄ませていないと、不意にやられてしまう事が時ありが実際は疲れるんだけれど、昔の右も左もわからなかった頃のバリでやってた時の自分を思い出し懐かしい気持ちになる。

今日はスンバワでの領収書の話だったが、今までスンバワハウス建設に使った金額は日本円にすると約2500万円。不動産屋にも建築業者にも頼まず一つ一つ買い物をして支払いした領収書の数は半端ではない。

画像では伝わりにくいけれど、これを綺麗に積み上げたら50cm位になりそうな量。スンバワハウス計画が始まってから約180日、今まで使ったお金を日数180日で割ると1日14万円程買い物をしている事になる。「自分の物を買うのも億劫だと思ってしまう程買い物好きではない私。」毎日14万円分も買い物していると、スンバワハウスが完成して落ち着いたら当分買い物には出たくなくなるだろうと思う。

ちょっと話は変わるけれど、ブログを書く前にFBを見ていたら、バリ島チャングーの建売住宅の宣伝が掲載されていたので覗いてみると、土地150平米2ベットルーム2バスルームで日本円だと2500万円、建築物は確かにモダンな作りで格好良いけれど、「8000平米の土地に7軒の家」今までスンバワハウスに使ったのと同等価格。

このチャングーの家の値段をみて、やっぱり私が選んだ道は間違えではなかった。と納得した。