まだ顔を会わせたことは無いのだけれど、静岡でサーフィンインストラクターをしていて、以前サーフボードをオーダーしてくれた方から「Lineでレイキーの動画送って欲しいです。」とメッセージが届いた。
そのメッセージをみて、はじめに「面白い事を要望してくる人だなー。」と感じ以前のメッセージでのやり取りを思い出してみると、「確か?この方が主催しているサーフスクールの名前だったのか?」メールの文中のどこかでレイキーという文字を見たことは鮮明に覚えている。
もしビンギンで普通に生活送っている時に「ビンギンの波の動画送って下さい。」とメールが届いたら、「あー面倒くさいなー。」ライブ動画もあるし、それほどまでしなくてもユーチューブでも見ればどうですか?と返答したことだろう。
しかしなぜかレイキーが好きな人同士は、「貴方もレイキー好きなんですね。私も好きなんですよ。」と同胞の様に感じるので早く打ち解けられる。
彼が何時からどの頻度でレイキーに通ってたのか、もう何年インドネシアに行けてないのか、個人事情は知らないが、「多分コロナの影響で憂鬱な時間の中にいるのでは無いか。」と直感したのも理由の一つだ。だから灼熱の太陽で白の入道雲と真っ青な空の下でAの形に力強くブレイクしているレイキーの波の動画を送って元気付けようと思えたのである。
時間の流れが早くドライな人間関係の都会では、人の気持ちを組み買う余裕すら無いけれど、レイキーで過ごしていると、都会にいる時よりも多少心に余裕ができ、優しくなれる。
「レイキーの波の動画送って下さい。」と一方的な要望だけれど、なぜこの様な要望が来たのかと考えると、この方は私のブログなどを見てくれて私の事を応援してくれている人。だからこの一方的な要望にも答えなければと力が湧いてくる。
ほんの短いメールのやり取りだったが、我々は同胞になったので、この方とはコロナ規制が緩和されたらスンバワで会うことになると思う。