若いうちは月1回ぐらいのペースで眠れない夜があったが、年齢を増すと共に寝てる間に夢を見る回数が減り、眠れない夜が少なくなってきた。しかし昨夜は久しぶりの眠れない夜だった。
スンバワからバリに戻り1週間たつが、まだスンバワでの早寝早起きの生活サイクルが身についていて夜は9時就寝、朝は5時起床している。昨夜は何時に寝付いたのか記憶にないが、真っ暗の部屋の中で携帯の電源を入れて最後に時間を見たのは午前2時だったことは覚えている。
私の場合、若いころから神経が敏感になっていると眠れなくなるようだ。子供みたいだけれど翌朝早くにサーフトリップや山登りに行くときには興奮して眠れなくなる日がよくある。そして考え事をしている時も神経が冴えて眠れなくこともある。
昨夜はスンバワドリームハウスの計画と今後バリ島での行動について考えていたら、眠れなくなってしまった。先月スンバワからドリームハウス計画を発表したが、実は自分の中で少し不安もありながらの計画発表だった。何が不安だったかというと、「スンバワ島に拠点を移すことを本当に家族がよく思ってくれるのか?」それと現在休業中の仕事の行き先だ。
スンバワから奥さんに電話で計画の話を伝えすでに了承は得ていたが、電話越しではなく実際に顔色を見てみないと本当のことはわからない、スンバワに住むにあたり子供の教育面や収入面など色々と不安材料もある。「もしかしたら気が変わり反対されるのではないのか? 自分だけ突っ走って後々とんでもない迷惑を家族にかけてしまわないだろうか?」
数日前に実家にから帰ってきた家族と1か月半ぶりに会い、計画について再度話してみたらすでに受け入れてくれてたようだったので不安は一気に解消された。
それからは心のどこかにあった薄い霧のようなものが消え去り新しい自分に生まれ変わった様に感じる。これから進めていくスンバワドリームハウス実現に向けて希望に満ちた将来が見える。もう15か月間もコロナで仕事も金銭的にもボロボロにされて低迷状態が続いていたのでこの反動はすごい動力になりそうだ、次は上り調子の波が来るのがわかる。
スンバワでのリサーチはすでに完了したので、こうしてバリに戻りバリでやるべきこと、調べることにここ数日間毎日忙しく動きまわっている。スンバワドリームハウスの計画は私一人の力でなく、参加者が集まらないとできない計画で、現在5人の参加者が集まっているのだが後2人集まらないと始められない。
1か月ほど前この計画を発表したときは、手探り状態だったので内容が構築されていなかった。しかしこの短い期間に全力でリサーチを進めた結果、計画内容を明確に説明できるようになったので。もう一度募集をしてみようと新たなスンバワドリームハウス計画書の作成を始めている。あともう少しで完成するので来週の月曜日か火曜日に発表予定だ。
現在の私は「人生の分岐点に立っている。」この計画を始められないと自信の進歩はなく、上り調子の波にも乗りそこなってしまう。この数日間は1日に何度も自分に「よし行くぞ、行けるぞ。」と念を入れている。いまも「どうにかあと2人集まれと」念を入れながらブログを書いている。
こんな熱い思いなったのは21年前にsecret gardenを始める時以来だ、あの時もよく眠れない夜があったことを思い出す。
今日は予報より波が上がらずビンギン周辺は頭ぐらいのコンディション、うねりの方向が悪くいつものような良い波はたっていない。今はサーフィンモードのスイッチは切れたので私にとっては波がよくても悪くてもどうでもよい。とにかくあと2人メンバーが集まり計画をスタートさせたくウズウズしている。またこの先も眠れない夜が何度も訪れるのだろう。