前回家族といた時は近所の市場で捕れたての魚やエビを買ったり、たまに肉が食べたくなると40km離れたドンプと言う街に買いに行ったりして毎食自炊をしてたが、今回1人の滞在で調理道具も持って来なかったので毎回外食をしている。
3ヶ月程前から始めた16時間以上食事を取らない健康法を続けているので、どうしても昼と夜の1日2食となってしまう。それで無収入生活も15ヶ月となるので、きつく締めていた財布の紐は更にきつく締め、食事は毎回15000ルピア(120円)のナシチャンプルを食べている。
このナシチャンプルが米に鶏肉、野菜、テンペイなどの料理を少しずつ合わせたもので、私が普段から気にして避けている小麦粉を使った料理では無いため、健康に気を使う私には丁度よい。
宿から歩いて行ける距離にはナシチャンプルを食べれるお店が5件ほどあり、昼と夜は別のお店で順番に食べている。
しかし昨日はレイキーから一番近い10km程離れたラサボーという町にあるATMに引き出しに行ったついでに、初めて訪れたお店でナシチャンプルを注文してみた。宿の近所のお店はメインが鶏肉だけれど、このお店は鶏の他に、この辺では珍しく牛肉もあった。質素な食事が続いていたので久しぶりに食べる牛肉は非常に美味しく感じ、肉からエネルギーをもらえた様に感じた。
まだ時間は午前の早めの昼ごはんを済ませ、宿にもどり昼寝をしてから、2ラウンド目のサーフィンに向かった。
しばらくするとお腹が「キュルキュル」と鳴り始め便意を催して来た。海の中でウンコをすることにはなれているので、周りの気配を見ながらウンコをするタイミングを探していた。
レイキーピークはピークに人が集中しているので、そこでやったらバレてしまう。波を一本乗ってインサイドでやることに決めた。波数が多くすぐに乗れる順番が回ってきたので波が穏やかなインサイドまで乗り継ぎ、ボードを横にして顔をボードの上に置き、ウンコができる体制に構えた。
しかし次の波で女性サーファーが乗ってきたので少し様子を見ることにした。水の中でウンコをするときは水圧がかかり、普段トイレでするときよりも「ウーン」と踏ん張らないと出てこない、数秒の出来事だが「ウーン」と踏ん張ってる間は、「ウーン」と踏ん張った顔になってしまうので、周りの人にバレてしまうかもしれない。
なので女性の気配を感じつつ海に潜り、その一瞬の間に「ウーン」と踏ん張り発射させた。そうすると硬い個体のウンコではなく、液体が「ピュルピュル」と出たのを感じ取れた。「あっ下痢だ」その一回のウンコをしてからは、なぜか5分毎に便意を催し、結局1ラウンドのサーフィン中に15回ぐらいピュルピュルウンコをレイキーピークに撒き散らす結果となった。
勿論の事だが、サーフィン中は周りにいる人達には私がピュルピュルウンコを撒き散らしてる事は一切伝えず、普通の様相を装って接していた。
ウンコをしては普通を装ってを繰り返していると、周りのサーファー達は、何も知らずに私のピュルピュルウンコに汚染された海でサーフィンしてるのだな。思うと笑えてきた。
既に海の中で気づいていたが昼間食べた牛肉が原因で食中毒にかかったようだ。今こうしてブログを書いている現在もたまに便意が襲ってくる。昨日からの長丁場で少し身体が衰弱してきたように感じる。
インドネシアで生活していると食中毒の経験は数多くあるが、今回の食中毒は何時もと違う。トイレに行く回数は何時もと変わらないが、何十回とトイレにいっている割には身体が元気なのだ。
多分これは16時間食べない健康法で細胞が強くなり菌から身体を守る強さがましているのだと感じる。やっぱり16時間食べない健康法はこういう時にも威力を発揮するのだなと関心している。
そして、「普通の人ならあそこでご飯食べたせいで当たった。今度文句言いに行ってやろう。」「やっぱりあそこで食べなければよかったなー。」などそういう思考になりがちだと思うが、私の場合はお店の人も一生懸命料理を作って故意的にやったわけでも無いし、それより16時間食べない健康法のおかげで軽症でよかったな。と思ってしまうのである。
こんなネガティブ方向には考えない脳みその回路を自分で褒めてあげたくなるのである。
さて今日はこの1ヶ月の中でも一番のスモールコンディション波に敏感なピークでも胸位、朝はハイタイド周りで今ひとつ、11時ぐらいの引き際に1ラウンドやろうと思います。今日も最後のウンコを振り絞りレイキーピークを汚染しに行ってきます。