「16時間食べない」が出来たら、次はこれを。

朝はまだ真っ暗な5時に目が覚め明るくなるまで1時間ほど待ってから波を見に行くと予報通りのサイズダウン。ビンギンでは腰~腹ぐらいの緩いうねり、綺麗な形でブレークする波もないので、「さてどうしよう」と考えた。

朝に時間帯はロータイドからの上げ潮でウルワツのレーストラックに行けばサーフィンは出来る波はある。しかし朝からウルワツでのサーフィンはどうも気が乗らない。何十台ものバイクが駐車しているポイント頭上にある駐車場にバイクを止めて汚水の匂いがする順路の脇にひしめき合う商店の間を通り抜け、洞窟までガチガチに固められたコンクリートの階段を降りていくという行動を想像すると、どうしても不愉快な気持ちになるのだ。

特に朝早い時間に起きていきなりバイクや車の乗り物に乗りたくないし、なるべく人工物や人工音が無い場所で時間を過ごしたい。ということで今日の朝はサーフィンは止め久しぶりにランニングすることにした。

ランニングを始めてからもう4~5年経つのだろう、はじめはヒマラヤ登山に備えて身体を鍛える名目で始めたのだが、あまり登山に行ってない現在も続けている。ランニングをする頻度は時期により変化があるが、大体週2回、多い時は週5回、1回のランニングで6km~10km、たまに16kmを走る。

コロナになる前もコロナになってからもこのペースを大きく崩すことなく走っていたのだが、去年の12月スンバワに行ってから極端に走ることが少なくなってしまった。

3か月を超える長期旅行だったので勿論MYランニングシューズも持参したのだが、それが12月から今日までに走った回数はたったの5,6回だけ。

ランニングするのは通常太陽が傾き涼しくなってくる時間から始める、乾季の涼しい時期でもスタートするのは早くても16時から。しかしスンバワの日差しの強さはバリの比ではない、17時を回ってもとても走る気分になれるようなやさしい日差しにならない。スンバワで走れるレベルの気温になるのは太陽の日が海に沈む15分ほど前からだ。そして太陽が沈んでしまうと街灯も街明かりも無く周りは闇のように真っ暗になってしまう。なので実質走れる時間は太陽がしずむギリギリの時間のみしかない。

朝涼しいうちに走ればいいのではと思われるだろうが、朝は日の出とともにサーフィンに行く、そしてサーフィンが終わったころにはすでに太陽は高く、ものすごく暑くなっているのでとてもランニングどころではない。

長いスンバワ滞在中に走ったのは夕方天気が崩れて雲が多い日のタイミングを狙って走った。そうすると走り始めて間もなくスコールに見舞われ、途中断念せざる負えない時も多々あった。だからたったの5,6回しか走れなかったのだ。

今は走る環境に良いバリにいるので波が良くない時間にはランニングをし、過去5か月のブランクを取り戻そうと思っている。

さてここから前回のブログに続き健康のお話ですが、前回のブログの内容の「16時間食べない生活」が継続できたかた、次は健康方にランニングを取り入れていてはいかがでしょうか?

ランニングは面白くないし辛いし、もう4,5年走っている私でも走る前は「やりたくないな~」と何時も思います。しかし走り終わるとどうでしょう。「思考はすっきり。呼吸はゆっくり。目はパッチリ。」とてもポジティブシンキングになれるんです。走り終わると走る前は「嫌だな~」と思っていたことがウソのように「走ってよかった。」と100回中100回思えるのです。

たまに走ることが好きだという人がいますが、でもほとんど人が私と同じで「本当は走りたくないな~」と思うのが普通でしょう。しかし嫌なことを怠けず続けていくと精神が鍛えられ、身以外に心も強くなっていくものです。ランニングはそんな効果もあるのです。

ちなみにサーフィンでハードコンディションで繰り返しパドルをして、40分経過したぐらいで毛細血管が開き運動しているなと感じるようになりますが、ランニングは15分も走ればその状態になり、そして1時間も走るとサーフィン5時間ぐらいした体力消費になります。手っ取り早く身体も心も鍛えられるので都会で忙しい生活をされている方には特におすすめの健康法です。