普段から朝は早起きをしているのですが、今日は薄暗いうちから電話の音で目が覚めた。
そんな時間に電話が来ることは普段まず無い、妙な気分に電話に出てみると、知人が亡くなったという訃報だった。
昨日バイクで転んで頭を打って今日の早朝に亡くなったらしい。
まだ30歳にも満たない彼はバリから飛行機で2時間ほどのティモールと言う島から家族ぐるみで出稼ぎに来ていた。
小さな子供と奥さんと親戚などと贅沢もせず少ない給料で細々と暮らしていた。
私は電話でその知らせを知ったけれど、若い彼の姿や周りの家族の事が頭に浮かんできた。
彼のことを思うと、波もオンショアでサイズダウンも手伝って、サーフィンしたい気分にならない。
今日の朝は静かに彼に黙祷したい。
人生は死んでしまったら終わり、コロナで困ろうが嫌なことがあろうが生きていることに感謝しようと彼が教えてくれた朝でした。