今日は波が小さくなりビンギンでは腰。これから潮が上げてきたら確実に波は無くなるのでNO SURF 決定。
本来なら10月になると、11月からのヒマラヤ登山旅行に向けて走り込みトレーニングを開始、お酒も控えめにして身体のコンディションを調整している頃。
しかし今年は「一大行事も無いんだな~」と思いながら、NO SURFの朝なので去年のヒマラヤ登山の写真を眺めています。
今年は山にも行く機会が少なく数多くサーフトリップに行っていますが、ヒマラヤ登山の写真を見て山旅を回想してみると、「旅というのは簡単に目的が果たせてしまうほど価値が薄くなるのだな。」と思いました。
サーフトリップの場合、ポイントにいくまで必ず車やボートなど乗り物に乗り目的地に到着。目的地に到着しても99%は寝床が用意されていて水も食べ物も冷たいビールも用意されているのが普通。
それに対して山旅は自分の足で1週間、長い場合は1か月以上歩き、目的地(山の頂上)に到達する。それも寝床(テント)や水、食べ物も自分たちの足で運ぶ。(ビールなんて絶対に無い)
山旅を始める前はインドネシアの奥地にサーフトリップに行くと「俺サーフトリップしてるな~」という気分で高揚感が高まりましたが、山旅を覚えてしまってからWIFIもないトイレもないシャワーは塩水程度のサーフトリップは「俺旅してるぜー」という特別なフィーリングも薄く感じるようになり、少しぐらいの不便さ不潔さも楽々、快適にこなせるようになりました。
やはりこうして山旅の写真を見ていると勿論サーフトリップも良いけど、山旅の方が男のロマンが詰まっていて、サーフトリップよりレベル高い旅なんだなと感じます。
7年連続で続いてきたヒマラヤの山旅も今年は行けません。ヒマラヤ旅は乾季の忙しい時期にたくさん仕事をした後のご褒美のようなものなので、仕事をしていない今年は行けなくてもしょうがないかなのかな?
今年は沢山サーフィンをして10年ぶりぐらいに「サーファー遊」に戻りましたが本当は「登山家遊」に早く戻りたい気持ちもあります。
しかしヒマラヤ登山も無い今年はこの先雨季になったらスンバワなど雨季に波が良いポイントにトリップに出かけサーフトリップは続きます。
「サーファー遊」は皆がコロナのことを忘れる頃まで続きそうです。
今日はご覧のようにスモールウェーブ、乾季東風が程よく吹いています。うねりが小さく東風なのでウルワツやバランガン、パドマなどがサーフィン可能なコンディションでしょう。
週末から波が上がり始め、来週初めも波がありそうな予報が出ています。前回のデザートポイントは波を外したので、また来週のスウェルに合わせていこうかな?と思案中です。