スンバワオヤジガーデンの木を探しに。

今年は例年より早く雨季が始まったので、この先本物の雨季が訪れる前にスンバワオヤジガーデンに植林の開始を準備。

まずは挿し木でも大丈夫な大きめの木を植えてから、ココナツ、パーム、マンゴツリーなどを植えていく予定。そして家が完成後に低めの植物を植える。

そんな事でレイキーから5km程南下したナンガドロという部落の周辺にめぼしい木を探しに行きました。

この地域は周辺で一番人口が少なく見渡す限り人工物はなく、私のお気に入りのエリア。オヤジガーデンの建設を始める前は毎日の様に一人散歩に来ていた場所だけれど、今回の滞在50日間で訪れたのは3回目。

普段は視野の中に入っているけれど何にも気にしていなかった木々をじっくりと吟味。日陰ができそうな好みの木は無いかなと探していると、めぼしい物が早速見つかった。

本来木は園芸屋で買うものだけれど、2000年にsecret gardenを作った時も、今はゴルフ場やホテルが立ち並び綺麗なアスファルト道路に舗装されたドリームランドの敷地がまだ荒野だった時に、ビンギンの村人と木を掘り出し大人数で運んだことを思い出す。こうして空地から木を掘って植林

すれば木を持ってくる地元の人々は仕入れ価格は無し、それをスンバワオヤジガーデンに持ってきて植林すれば木は売れて人件費も稼げる。

まさに一石二鳥。スンバワオヤジガーデンも、多分園芸屋で仕入れるより安くで手に入れられるはず。

これこそwin&winの法則。

 

コロナでサーフガイドの仕事がなくなったサーファーが少しでも収入の足しにしてくれれば良いと思う。

スンバワでの建築は木材を山から切り出しから、木は自然から引越抜いて持ってくる。こういうワイルドライフ的なところが本当に面白い。

これだけ人が少ない大地の中にいると、木も石も砂もなんでも勝手に使って良いのかな?という感覚になってくる。私はよそ者だからそんな事はできないが、地元の人はそういう感覚で生きているんだろうと思う。

ワイルドライフに慣れてしまうと毎日都会で起こっている事が作り物の世界の様に感じてしまう。

明日は大きな木を挿し木する。すぐには根は張らないけれど、早く新芽が出て来ないかな?と毎日木を見るのが楽しみだ。