今日はスモールウェーブの記録更新。12月の滞在を合わせ3か月間で一番小さい、ネット予報の数値は明日から3日間さらに低い数値ということでサーフィンは忘れて朝から家族全員でミニトレッキングに行ってきました。
なんで朝からというと、トレッキングの目的は海の中から湧き出る温泉に浸かりに行くため、そこは玉石とリーフでごつごつの海底から高温の源泉が湧き出ていて物凄く岸から近くタイドが合わないとショアーブレークで温泉に浸かるどころではなくなってしまうのです。それであえてロータイドの朝を狙って行ってきました。
レイキーからバイクで12kmほど走り、アスファルトが無くなったところからトレッキング開始、山道を1時間ほど歩くと完全無人のビーチが現れその一角に温泉が湧いているんです。
今日は朝から曇りで涼しく子連れのトレッキングには丁度いいなと思って出発しましたが温泉手前2km辺りで雷を伴う雨が降り出し、急いで元の道を折返し温泉は浸からずじまいでした。
スンバワ風に家族4人1台のバイクにまたがりずぶ濡れになりながらの帰路でしたが、雨の景色を楽しみながら帰れました。
スンバワは雨でも曇りでも晴れでも雷でも、そして朝でも昼間でも夕方、夜でも自然の変化を実感できる最高の場所。つい2か月前まではスンバワ自然がワイルド~、人がまばらで交通量も少ない~と感じていた景色も今では普通になってしまいました。最近では少し離れた小さな町に行くと人とバイクが多いなと感じてしまいます。
そんななか先日バリ島に住んでいるサーファーYOU TUBERの方がバリの道中、ショッピングモール、サーフポイントの動画をアップしているのを見たところスンバワに来る前とは別の風景に見えてしまいました。スンバワからみたバリの風景がコンクリートジャングルまではいかないけれどコンクリート林ぐらいに見え、ショッピングモールの姿が大都会にある洗礼された場所に見えておかしな気分でした。
今の自分の中ではスンバワが普通でバリが異常に映っているようです。いずれはそんな場所に戻るのかと思うとちゃんとやっていけるのか不安。
最近ではスンバワの現地語も少しづつ覚えようとしています。過去の私の経験からだと現地語を覚えたいと思う気持ちはそれだけその土地が好きだという証拠なんです。バリに戻ったらスンバワが愛しい恋人のように感じるのはもうわかりきっていることなので、バリに戻ってもスンバワ気分が冷めず、なるべく心のショックを和らげるためにスンバワの貧乏子供サーファーを1人バリに連れていきたいなと思っています。
自分の中で数人候補はいるので近いうちに「帰りの車で一緒にバリに行こう。思う存分バリにいてサーフィンしなよ。寂しくなって帰りたくなったら帰りの飛行機のチケット買ってあげるから」と聞いてみようと思っています。