WSLの大会も開かれる世界的に名が知れ渡ったクラマス。ポイントの目の前にあるKUMUNE RESORTでのナイトサーフィンでも有名、毎年4月には日本のサーフィン大会JPSAのコンテストなどが開かれバリ島のコンテストシーンには外せない場所。
現在ではそんな知名度が高いクラマスですが、2003年にバリ島東側海岸沿いを走るIDA BAGUSハイウェイが開通するまでは、ポイントまで簡単にはアクセスできない、知る人ぞしるTOPシークレットスポットでした。
クラマスのベストシーズン
クラマスのベストシーズンは乾季東風のトレードウィンが弱くなる10月から丁度乾季の始まりとなる5月まで。
乾季、雨季ともに季節風でオンショアーとなります。クラマスは基本早朝のサーフィンのみ、シーズン以外の季節風が強まる時期でも朝一のみ山側から吹きおろしてくる冷たい空気がオフショアとなり、グッドコンディションとなることも多くあります。
クラマスのベストサイズ&タイド
波のサイズは腰からサーフィン可能となり肩サイズまではメローで易しい波質です。
そんな日は初心者、ロングも可能、小波の日には上級者サーファーも少なく波に乗れる確率が上がります。
波がオーバーヘッドを超えるとエクセレントコンディションとなり、バリニーズのヤングプロサーファーのチューブやエアリアル合戦となりワールドクラスレベルのサーフィンが見れるでしょう。
波のサイズがダブルを越えてもサーフィン可能、そんなBIG DAYの時は非常に大きなショアーブレークとかなりきつめのカレントが発生し危険なコンディションになり、エキスパートオンリーのセッションとなります。
クラマスは非常に風の影響を受けやすく日中オフショアーが吹き続けていることはまずありません。朝一から朝10時ぐらいまでの風が弱い時間帯で上げ潮回りがベストコンディションとなります。
クラマスの波質
波の立つ確率はかなり高く腰サイズからサーフィンできるため、毎朝クタ、サヌール方面のローカル、ビジターサーファーで賑わっています。
ブレイクは岸から近くレギュラーオンリーのマシーンウェーブは日本の河口を思わせるような波質です。
ロングライドは出来ない50mほどのショートな波ですが、技がかけやすくチューブもあり1本のライディングの内容が濃く、自分のサーフィンが上達したように感じてしまうでしょう。
上級者サーファーは当たり前のようにチューブをくぐりぬけてきてから、深いボトムターンからのリッピング、エアリアル、ラウンドハウスカットバックと大技を次々と披露しています。
クラマスでサーフィンする時の注意点
人気ポイントのクラマスはローカル色の強いサーフポイントでガイドをつけてない外国人サーファーなどは中々波に乗せてもらえない時もあります。
波が小さめの日はローカルキッズも多くサーフィンしているので周りに気をつけながらサーフィンしましょう。
ボトムはリーフでショアブレイクの流れが強いので波の大きい日や潮が引いているときは注意して入ることをおすすめします。
クラマスの周辺情報
ポイントの目の前にはKOMUNEホテル、海の家などがあります。
周辺はリゾートといった雰囲気は無く、地元の食堂などはあり。
サーフィンの際、海の家を利用すると荷物や貴重品などを預かってくれます。
レベル | 中級者 上級者 + チューブを巻くコンパクトなリーフブレイク、波のパワーもあり中級者以上に人気のポイント |
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波のタイプ | レギュラー |
シーズン | 2月 3月 4月 5月 6月 10月 11月 12月 |
ベストサイズ | 腰 腹 胸 肩 頭 頭半 |
ベストタイド | 1,3m~2,2m |
ボード | 5'6 |
ボトム | リーフ |
ブーツ | 不要 |
ロングボード | 可能 |
クタから | 45分~60分 |
最寄りの町 | ギャニアール |
売店・レストラン | あり |
宿泊施設 | あり |
駐車場 | あり + 有料駐車場有 |