「レンボンガン島で一番良い波は」とローカルサーファーに聞くと皆口をそろえラセレーションと答えます。
お隣にあるレンボンガン島のメインポイントのシップレックの様にコンスタントに波が立ちませんが、一度波が立つとそのクオリティーは極上級です。
海に向かって左隣のポイント、プレーグランドとの間には深いチャンネルがあり、そこにそって割れるレギュラー波のポイントブレーク、レンボンガンのローカルたちが大好きなポイントです。
ラセレーションのベストシーズン
ラセレーションのベストシーズンは乾季の4月−10月。
コンディションが整ったときには大勢のローカルサーファーが入ってくるので、秩序を守ってサーフィンしましょう。
ラセレーションのベストサイズ&タイド
小波では綺麗なブレイクにならず、波のサイズが頭を超すと規則正しく割れるシリンダー状のチューブ波になります。
ラセレーションのベストサイズは頭半。
掘れている場所からのテイクオフはかなりハードでワイプアウトすることも多々あります。
テイクオフが成功すれば大きな口を開けた綺麗なチューブ波が待っています。
お隣のポイントのシップレックよりうねりに鈍感なため、大きめのスウェルが入らないとサーフィン不可能。
波が良くなる潮周りの時間帯はシップレック、プレーグランドと同様、ハイタイド周りに良くなります。
ラセレーションの波質
ラセラーションの波はとにかくチューブを抜けることだけ集中すればよいでしょう。
テイクオフのポジションは狭くコンパクトにブレークする波です。
チューブをメイクすると厚い波になりラストセクションは大きなカットバックでフィニッシュ、そのあとは水深が深くなり波は消滅してしまいます。
ラセレーションでサーフィンする時の注意点
ダイビングでも有名なレンボンガン島のリーフは生きた珊瑚でガリガリなボトム、潮位が低めの時はブーツ着用をお勧めします。
またチャンネルにそって波がブレークするポイントのため、カレントが強い時も多いので海の動きを注意してみながらサーフィンしましょう。
レンボンガンの特有でセットの波数が異常に多く、ゲッティングアウト中、中々沖に出られないこともあるのでタイミングを見計らって沖に向かうと良いでしょう。
ラセレーションの周辺情報
ポイントは岸から500mほど沖合なのボートでのアクセスが必須です。
岸からでは波のブレークが確認しにくいのでローカルサーファーやボート乗り場で波の様子を聞いてみましょう。
島内にはホテルにレストラン、観光施設が充実しているので、家族を連れて、カップルでサーフトリップするにはお勧めの場所です。
レベル | 上級者 + テイクオフからチューブを巻く波、リーフはシャープで水深は激浅。 |
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波のタイプ | レギュラー |
シーズン | 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 |
ベストサイズ | 胸 肩 頭 頭半 |
ベストタイド | 1.5m~2.2m |
ボード | 5’6”~6'2 |
ボトム | リーフ |
ブーツ | 必要 |
ロングボード | 不可 |
クタから | サヌールまで車で30分、サヌールからボートで1時間 |
最寄りの町 | レンボンガン |
売店・レストラン | あり |
宿泊施設 | あり |
駐車場 | なし + |