バリ中のサーフポイントの中でうねりに敏感なポイントの中で5本指に入るバリアンは、年間を通して常時波があり他所のポイントがフラットの時でもサーフィンができるサイズの波がたっています。
クタ周辺ポイントが腰サイズの時にバリアンは頭サイズを超えてることも珍しくありません。そんなうねりに敏感なポイントなので他所のポイントにうねりが入った時には波が大きすぎてクローズアウトということも頻繁にあります
バリアンのベストシーズン
バリアンは河口ポイントでボトムはリーフ、年間通してサーフィンできる波があるのが魅力的なサーフポイントです。
ただし海岸の向きがお隣のポイント、マデウィー同様に南を向いている為、乾季の季節風(東よりの風)雨季の季節風(西よりの風)ともにオンショアーとなります。
特に東風が強く吹く6月−9月はオンショアーの時間帯が多くあまりよいコンディションは期待できないでしょう。
風が強く吹く乾季真っ最中を外した1月−5月、10月−12月がベストシーズンとなります。
早朝は山から吹き降ろしてくる風がオフショアーとなり午前10時ぐらいまでは良いコンディションの時が多いでしょう。
ベストコンディションとなる条件は、上げ潮回りで風が吹いていない朝、そして他所のポイントがスモールコンディションの日です。
バリアンのベストサイズ&タイド
バリアンのベストサイズの波は、胸からオーバーヘッド、最大で頭半までは綺麗な形にブレークしサーフィン可能な波質です。
波のサイズが大きくなると普段波待ちしている場所のさらに沖のアウターリーフがブレークをはじめます。そのようなコンディションの時にはカレントが強くなり常時パドルが必要、セットが入ると回避できずドルフィンスルーの連続のハードなコンディションとなってしまいます。
どちらかというとスモールウェーブ時に良い波となり、腰サイズからサーフィン可能、頭サイズ以下は初心者、ロングボードにも向いている波質です。
バリアンの波質
レギュラー、グーフィー両方向乗れる波は比較的メローなブレイクでテイクオフも掘れず、ボトムターンからのカットバックの連続で長い距離を乗り継いで行ける波です。
バリアンでサーフィンする時の注意点
雨が多量に降った後は川の流れが強くなり、カレントが発生するので雨の後のバリアンでのサーフィンは避けましょう。数年に一回の割合ですが水が濁ってる日にはサメが出るという話も聞きます。そんなコンディションの時は30分かけてお隣のポイント、マデウィーに行くと良いでしょう。
バリアンの周辺情報
周辺にはお洒落なレストラン、ビラなど宿泊施設も数多くあり宿泊者も多く、ポイントは朝から混雑している時もあります。
ローカルサーファーは少数でヨーロピアンサーファー、日本人のサーファーに人気のポイントです。
レベル | 初級者 中級者 上級者 + 初心者、ロングも楽しめるメローな波質。 |
---|---|
波のタイプ | レギュラー グーフィー |
シーズン | 1月 2月 3月 4月 5月 10月 11月 12月 |
ベストサイズ | 腹 胸 肩 頭 |
ベストタイド | 0.8~2.2m |
ボード | 5'5~6'2 |
ボトム | リーフ 玉石 |
ブーツ | 不要 |
ロングボード | 可能 |
クタから | 70分~100分 |
最寄りの町 | タバナン |
売店・レストラン | あり |
宿泊施設 | あり |
駐車場 | あり + ポイント前路上駐車 無料 |