世界中サーファーにバリ島でどこのサーフポイントが一番有名ですか?と尋ねたら多分ほとんどの人がウルワツと答えることでしょう。
ウルワツは1970年代から海外の有名プロサーファーなどが訪れ、ビデオやフィルムの時代から多くの姿が記録されているポイントです。
過去には日本JPSAプロの大会、WSL世界大会など大規模なイベントが何度となく開催され、ビッグウェーブスポットだけでなくコンペティショーンシーンにおいても重要な場所となっています。
ウルワツのベストシーズン
そんなウルワツのベストシーズンは東の季節風が吹く乾季の4月~10月にかけて良い波が立ちます。
バリ島南西に位置するウルワツはインド洋から届く、南うねり、西うねりともに一早くキャッチするので年間通してコンスタントに波があります。
オールラウンドにサーフィン可能で、腰サイズのスモールウェーブから15FTを超える超ビッグウェーブまで綺麗なブレイクを見せます。
南北1km以上に及ぶポイントにはテンプル、ボミー、ピーク、レーストラック、アウトサイドコーナーと5ヶ所のブレイクがあります。
波のサイズ、潮周りで波の良いポイントが選べるので引き潮から上げ潮までオールタイドサーフィンが楽しめます。
ウルワツのベストサイズ&タイド
ウルワツといえばビッグウェーブのイメージを想像する方が多いでしょう。
しかし実際は腰サイズからサーフィンが可能なコンディションとなり、そんなときは初心者サーファー、女性、子供のサーファーも数多く見られます。
頭サイズを超えてくると波のパワーが増しウルワツらしい姿となります。波のサイズが頭半を超えると200mのロングライドは当たり前、ロングチューブを抜けてからトップスピードで深いボトムターンからのアクションを繰り広げてるサーファーの姿を見れるでしょう。
ウルワツの波質
5か所のポイントはそれぞれ波質が異なりますが、波のサイズが通常時はピーク、レーストラックが良い日が多く人気のスポットです。
波のコンディションが小さい日はポイントの一番突端にあるうねりが入りやすいテンプルが良くなります。
波のサイズが6FTを超えてくるとレーストラック沖にあるリーフにアウトサイドコーナーの波がブレイクを始めます。
10FTを超えるBIG DAYにはアウトリーフのボミーからアウトサイドコーナーにかけて波がつながり超ロングライドの波になります。
ウルワツでサーフィンする時の注意点
ハイタイド時は狭い洞窟からポイントに出入りします。
その洞窟の前には強いカレントが流れているためタイミングを間違えると洞窟内に戻れない場合があるので状況を判断しながら出入りしましょう。
また引き潮時はインサイドのリーフがむき出しになるのでブーツを着用してリーフに注意しながらサーフィンしましょう。
アウトサイドコーナーがブレイクするようなBIG DAYにはかなり危険なコンディションとなるので上級者以外は見学に回りましょう。
ウルワツの周辺情報
ポイントには海の家が隣接、周辺には宿泊施設、レストラン、コンビニ、その他商店多数あり。
ポイントの真上には有料プールやサーフショップもあります。夕方の時間帯は夕日を見に来る観光客でも賑わいます。
レベル | 中級者 上級者 + パワフルな波でカレントも強く上級者たちが集まるポイント、中級者は頭半サイズぐらいまで |
---|---|
波のタイプ | グーフィー |
シーズン | 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 |
ベストサイズ | 腹 胸 肩 頭 頭半 ダブル以上 |
ベストタイド | オールタイドサーフィン可能 |
ボード | 5'7~8'0 |
ボトム | リーフ |
ブーツ | 必要 |
ロングボード | 可能 |
クタから | 45分 |
最寄りの町 | ペチャトゥ |
売店・レストラン | あり |
宿泊施設 | あり |
駐車場 | あり + ポイント近辺有料駐車場あり |
- ウルワツの入り口はMAMOホテルがあるコーナーを曲がらずにまっすぐ直進。
- 20mほど進むと料金所があるので、そこで支払いを済ませてから奥に進みましょう。
- 奥まで進むとクイックシルバーのお店があるのでそこにバイクは停められます。
- ビーチクラブ「シングルフィン」の入り口まで進むウルワツの波を一望できるチェックポイントにたどり着けます。
- 階段を降りていくと海の家がそこらじゅうにあるので、雰囲気のよさそうなところを選んで使いましょう。荷物も置けて安心です。
- さらに階段を降りていくとビーチへのアクセスが。
- 1番下までおりると、そこには幻想的な洞窟が広がっていウルワツの神聖さを体感することができます。パドルアウトもココから。
- 潮が引いたロータイドの時には、こんな素敵な砂浜がまちかまえています。
- さらにリーフには水たまりができていて天然のプールが出現。この時の上からの長めも最高。
- 実際の波の大きさも体感でき、上から見た時よりも迫力を感じられることでしょう。