長かったなー。ただの風邪が長引いたかと思っていたけれど。今日はこうやってブログを書けるし、ブログを書きながら流している音楽も心地よく耳に入ってくる。
2月1日から始まった風邪の症状は5日の夜には500mlのビールを2本飲めるほどに回復し翌朝は病気で固まった身体をほぐす為ストレッチをしサーフィン再開を準備していた矢先だった。1週間近くハッピーホームに留まっていたのでバイクで外の空気を吸おうと散歩に出かけ家に戻ると悪寒が始まった。「やばい、おかしいぞ。」風邪は昨日の夕方に治り今から普通の生活に戻ろうとしていたところなのに。風邪が治りきらず無理をしてまたぶり返してしまう事はあるがそれでは無い。大分前にかかったデング熱とはちょっと違う症状と言うことは今の自分の身体の状況を分析すると考えられるのは「あれしか無い。」
風邪の症状だった初め1週間よりもぶり返した第二期の方が病状ははるかに悪化し全身に悪寒が走り素足でタイルの上を歩く足の裏しかめっ面になるほど冷たく感じ、普段聞いている静かなjazzの音さえうるさく聞こえ、少し離れたキッチンに置いてある食べ物の匂いが鼻につき吐き気を催す。ちなみにもしも風邪だったとしたら42度の高熱が出たときに匹敵する位の症状だったけれど、多分その時熱はなかった。神経がおかしくなって自分の脳から司令~調整出来ない状態、出来損なえの合法ドラッグでも大量摂取したようなグルングルンの身体で「マラリア症状」と調べるてみると自分におきている症状と多く一致する事があった。
数日後にはsecret gardenの常連だった高島さんが遊びに来るし、その後はビザの更新でバリ島にも行かなくてはならない。とにかく100%風邪ではないという事が確信できたのでなんの病気かを突き止め何時健康体に戻れるか予測をしなければならない。
翌日の朝、奥さんキキの運転の後部座席に倒れ込むように横になり10kmほど離れた医院に連れて行ってもらった。マラリア、デング熱が普通にあるインドネシアではスンバワの様な田舎でも直ぐにそれらの検査が受けられた。マラリア、デング熱、肝炎の採血検査をし15分もしない間に結果がでるとお医者3から「血液検査ネガティブ」です。と言い渡された。
もし軽症のマラリアだったら薬で症状を抑えることでき早期復帰ができるかもしれない。とマラリアであることを少し願っていたのだが、結果は何が原因かわからず。しかし治療薬がなく15日間病状が続くデング熱では無いので高島さんが来るまでに元気になれる可能性がある。とポジティブに考え医者から渡された見た目が粗悪なインドネシアの薬を飲むことにした。
そして2日経った今日元気になった。でもまだ油断禁物、3日前はサーフィンに復帰できるほど健康体に戻ってからの急変だったから。
風邪でなく謎の病原菌なので。今は元気なのでもう薬は飲みたく無いけれどちゃんとお医者さんに言われた通りに飲んでおこうと。