イノシシ捕獲から焼肉へ作戦

昼寝をする習慣がついてから何年ぐらい経つのだろう?記憶を辿ってみると自分が30代のときは、仕事をしながらも毎日サーフィンを2ラウンドこなしていたので昼寝を日課にしていた記憶は無い。多分サーフィン熱が冷めてきた40代前半ぐらいからよく昼寝をする様になったのだろうか?とにかく大分前から日課のように昼寝をする様になった。

昼寝の話を書いていたら思いしたのが、10代、20代の時は疲れているときなどは昼寝をして夕方までグッスリ寝ることができた。しかし30代になると長く寝れても1時間、短い時は20分ぐらいと昼寝する時間が短くなっていった。

最近では普通になったが3~4年前から急に昼寝の時間は短くなり、わずか10分ほどで目が覚めてしまう。そしてもう一度、二度寝をしようと目をつぶっても、二度寝ができた事は一度も無い。ネットで見たのか誰かに聞いたのか定かでは無いが、昼寝の時間が短くなるのは老化現象らしい。

以前昼寝をする時はよく本を読みながら眠気が襲ってくるタイミングで寝ていたが、この数年はユーチューブを見ながら寝そべり、眠気を待つことが多くなった。

先日何時も通り昼寝用にユーチューブを開くと「イノシシを狩りしてから食べるまで」の動画が出てきたので、興味深く観覧した。

なぜそんな動画に興味を惹かれたかと言うと、レイキーの裏は小高い山になっていて沢山のイノシシが生息している。山登りが趣味の私だが、実はイノシシを始めて見たのは去年レイキーで見たのが初めて。それから数回山に入る事があったが必ずイノシシに遭遇したり、イノシシの住処に出くわす。レイキーの主な産業は農業、ローカルの人々の家族は必ず脳業に関わっている人間がいる。そんな彼らにイノシシの話を聞いてみると、山から里に降りてきて農作物を荒らすこともあると言う。

「やっぱりここにはイノシシが沢山生息するんだ。」大分前にスンバワに住みたいなど興味がなかった頃、スンバワハッピーハウスのメンバー、ヨシさんが「わざわざバリからスンバワに行き、山奥入りイノシシハンティングを楽しんでいる友達がいる。」という話を聞いたことがある。

日本では牡丹の名で猪肉を食べる文化はあるが普通に食卓に並ぶ家などごく稀だろう。私自身も日本で猪肉は見たことも無ければ食べた事も無い。初めてイノシシの肉を食べる機会に出くわしたのがネパールのカトマンズ。ネパール人の友人宅で猪肉の焼肉を食べさせてもらった。イノシシは見た目の通り豚とさほど変わりは無いので肉の色や脂身の入り方も豚同様。

しかし肉の味は豚肉より旨味が深く、肉質は豚のように柔らかくは無いが噛めば噛むほど肉汁が滲み出て味わい深い。もし豚肉と猪肉2種類のメニューがあったら必ず毎回猪肉を選ぶだろう。この時は韓国焼き肉のサムギャプサルという豚焼を使う焼肉料理で豚肉の代わりに猪肉で食した。猪肉を食べた方なら分かると思うが、豚より猪、それほど美味しい肉なのである。

そんな美味しい肉が裏山にはゴロゴロいるんだけれど、レイキーの人たちはイスラム教徒。農作物をイノシシを殺害する事は何も問題が無いはずだが、豚の一種イノシシを食べる行為は絶対に許されない。(ちなみにインドネシア語でイノシシは(babi hutang)森の豚。

もし私が裏山に入りイノシシを捕獲できたとしても、地元民がイノシシを里におろし運んでいる姿を見たら、必ず「そのbabi hutangどうするんだ?」と聞かれるはずだ。私はイスラム教徒でも無く、豚を食しても問題なしだが、気が引ける思いになるだろうなと、そんなスティエーションを想像する。

スンバワハッピーハウスが完成したら星空の大地のシタデ焚き火を囲み、狩をした猪肉を皆で食べたら、思い出に残るんだけれどな。と思う。

そして今日の昼寝前に、日本での猪肉の価格を調べていたら、安くても1キロ5000円、高級肉の部類だという事を知ってしまい、更にイノシシを捕獲する意欲が湧いてきた。それで今日はこんなブログになってしまいました。