今年に入ってから直ぐ、海でもよく顔を合わせる近所のローカルサーファー数人が大麻を吸っていたので警察に捕まった。
インドネシアでは大麻やその他ドラッグを所持していた場合、日本のように執行猶予などは付かず直行で刑務所行き。
バリ島など緩い雰囲気でのんびりした場所なので大麻やドラッグには緩和的と思いがちの人もいるかもしれないが、実は真逆でドラッグに関してはすごく厳しいのである。
特に海外からの輸入や栽培、製造などは厳しく罰され、その量にもよると思うが死刑になることももある。
そんな中知り合いのサーファーたちが逮捕の話を聞いて、私も若いころは大麻を吸ったことがあるので吸いたい気持ちはわかる、でも「あーこれは終わった。彼らも大麻を吸ってたら厳しく罰せられるのは知ってただろ。なんてくだらないことで人生を無駄にするんだ。」と悲観の気持ちになっていた。
ところが昨日の朝FBを見ていると警察にいるはずの一人がFBの昔の記事をシェアしてるのを発見。「えっどういうことだ。」インドネシアでも警察に捕まれば携帯電話などは使えないはずなのに??
おかしいな~。近所のサーフィンをする若い子に話を聞いてみると、起訴される前に内緒でお金を払って解決したらしい。
一昔前にバリに来た人ならご存知の方もいると思うが交通違反や、オーバーステイをしても警察などに直接現金を渡しもみ消すことができた。
しかし近年は政府が汚職の取り締まりを強化し、携帯電話やCCTVなど情報ツールが発達するにつれて、そのようなことは激減し最近では聞かない話になっていた。
インドネシアはすでにホワイトなインドネシアになってしまったのかと思っていたけれど、まだまだグレー、またはブラックのインドネシアもあるのだ。
そんなブラックインドネシアが好きでバリ島に移住した私にとっては良いニュースだ。
逮捕されてしまった子がなぜ過去のFBの投稿をシェアしたのかという心境について考えてもみたが、知人、友人に向けて、「俺は逮捕なんてされてないよ~。ほら見てFBも投稿で来てるでしょう~。」というメッセージだったのかな?と思う。
結果的には警察に大金は取られてしまったけれど皆無事に帰ってこれて本当に良かったと思う。
波のほうは未明から大雨で波チェックに行くのが億劫でまだ見ていない。今日は一日中雨が降る予報が出ている。過去の経験上このような天気の日には良い波が立つことはまずないので安心してNO SURF。
この先の予報では11日がここ最近の中で一番良い波が立ちそうです。
雨が降っているので家の中でのんびり
自宅から外に出るのが億劫なほどの雨が降っている