10月1日からスタートしたスンバワドリームハウスの工事、今日の就労が終わると丁度1ヶ月が過ぎたことに。一月前は何もなかった大地だったけれど、今は遠くから見ても家だとわかるようになってきた。
こんな果てのはてまでなんにも無い場所に、家なんて建ててしまって寂しくないか?大丈夫なのか?と心配もあったが、家の壁が完成してくると、これからここに人間が住むんだなと、安堵の気持ちが湧いてくる。
ここ数日間朝夕に雨が降り、カラカラに乾いていた大地に緑が芽生えて来た。長い間雨が振らない厳しい気候も終わり緑色を見ていると目と心の保養になる。
工事の方は順調に進んでいて、すでに1棟は壁上げ終了。はじめの1週間は土地の掃除や電気の確保などで時間を使ったので建築を始めてからは、実質3週間でここまで来た。
建物右側がリビングルームとダイニングキッチン、左側がベッドルーム、前に飛び出した石の部分がウッドデッキのスペースとなる。全部で100平米のワンベッドルームの家。夫婦で暮らしてもかなりゆとりがある作り。
「たった3週間でここまでデキたのー。」と思われるかもしれないが、実はこれから先、屋根を上げてから内装に時間がかかるのだ。それと時間だけで無くこの先はお金もかかるのだ。
ちなみにこの時点までにかかった建物本体の資材代と人件費は日本円で約68万円。現時点までは現場での私の出番は少なかったが、内装が始まると高さや寸法をキッチリと図る仕事が多くなるので、現場仕事が忙しくなってくる。
さて次の工程は屋根上げ、本格的な雨季が始まる前に屋根を上げておけば雨の日も内装工事はできる。
雨季が来るまであと1ヶ月と少し、その頃には屋根が完成していて、周りの自然が一面緑になっているのだろう。
この先の内装工事に備えて事前に材料を揃えておかねばならない。大木を丸太ごと買い付け、チェンソーで好みの寸法に切断してから仕上げて行く。これはアイランドキッチンの天板になる予定。インドネシアではこのような高級な木材が安く入手できるので嬉しい。
さてサーフィンの話も最後に少しだけ。普段午前中に仕事が多く、昼からは時間があくので昨日に続けてサーフィン、レイキーピークはインドネシアのポイントでは珍しくオンショアでもサーフィンが可能なポイント。そしてオンショアで入るサーファーはごく少数。昼間の1時間ほど一人貸し切りでファンサーフィンができた。
GLAND、デザートポイント、メンタワイの様な世界一級ポイントでは無いけれど、日本人オヤジサーファーにとっては波は乗りやすく一級ポイントだ。
段々生活パターンも出来上がってきたので、この先は少しずつサーフィンをする回数を増やしていこうと思う。