バリのパイプラインと呼ばれるパダンパダンはバリ島一番のチューブライディングポイント。
過去にはWSL大会が行われたこともあるワールドクラスの波。
毎年パダンに大波が来る8月にはWQSリップカールPADANG CUP世界大会も開かれていています。
年間通して数回しか本当の姿を見せないパダンパダンの波を待ち遠しくしているサーファーは数多く、インドネシア国内、海外からのサーファーたちの憧れのサーフポイントとなっています。
パダンパダンのベストシーズン
世界中からパダンパダンの波を求めてサーファーが集まるのはベストシーズンの5月−9月。
ただし、ここのリーフは深いところから急激に浅くなる地形のため普段は滅多に波が立つことがなく、パダンパダンの波が本物の姿を見せるのは平均で年に5回ほどと数少なく伝説的なサーフスポットです。
パダンパダンのベストサイズ&タイド
近隣のインポッシブル、ビンギンなどが頭半サイズを超えるとやっとブレイクを始めます。しかしそのサイズではショアブレークのように早いブレイクでサーフィン不可能なコンディション。
近隣のポイントがダブル~トリプルサイズになるとパダンパダンではやっとサーフィン可能なコンディションとなります。
最低オーバーヘッドからライド可能な波は入ってきますが、ダブル以上になった時に本物のパダンパダンが姿を現し、それ以上に波が大きくなればなるほど良質なブレークになります。
波のサイズがどんなに大きくなってもクローズアウトしないのもパダンパダンの特徴です。
パダンパダンの波質
グーフィーのバレルオンリーの波。チューブの中で万歳ができてしまうほど掘れあがる波。
他所では見れないダイナミックなポイントで素晴らしい形の波が形成されます。
まさに「バリが誇る芸術品」といっても過言ではありません。
パダンパダンでサーフィンする時の注意点
一度波が上がるとここの波を待ちわびていたトップローカル、海外からのプロ級サーファーなどが集まってきます。
パダンパダンに波が立った日に入れるのはエキスパートオンリー。
初心者~中級者はギャラリーに回りましょう。
迫力ある波は見学をするだけでも価値あり。
きっと今まで見たことのない凄い波が見れ感動することでしょう。
波が大きい時はビーチ沖に向かうカレントが強く、沖に流され戻ってこれなく場合もあるので波が大きい時は海水浴もやめておきましょう。
パダンパダンの周辺情報
近年人気高いパダンパダンエリアでは多くの宿泊施設、お洒落なレストランや小売店が急増してきています。
ビーチにある海の家では食事をしたりパラソルやレンタルボードもあり、家族連れやカップルにも人気のスポットです。
レベル | 上級者 + バリ島NO1の大きなチューブの波、上級者、プロ級オンリーのポイント |
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波のタイプ | グーフィー |
シーズン | 5月 4月 6月 7月 8月 9月 10月 |
ベストサイズ | 頭半 ダブル以上 |
ベストタイド | 1.0~2.0m |
ボード | 5’9~6’8” |
ボトム | リーフ |
ブーツ | 必要 |
ロングボード | 不可 |
クタから | 40分 |
最寄りの町 | ペチャトゥ |
売店・レストラン | あり |
宿泊施設 | あり |
駐車場 | あり + ポイント近辺有料駐車場あり |
- パダンパダンビーチの入り口はこのサイン目印。
- 駐車場から横断歩道を渡り向こう側に見えるバリ風の門からビーチに降りていきます。
- 洞窟の中を抜ける急な階段を下っていくと
- 映画のロケに出てきそうな綺麗なビーチが出現
- 目の前にはパダンパダンの波が割れています。
- 普段は静かなビーチでこんなに大きな波の日は珍しいです。
- パドルアウトは左の岩場から波をかぶらずに出ていけます。
- 違う角度から見たパダンの波。(真上から)
- ウヒョー最高の波ですね。
- 簡単に乗れそうないい波ですね~。しかし
- 見えますか?赤い丸がサーファーです。波のサイズは余裕のダブルオーバー
- インサイドはスープだらけの岩だらけ、ボードを流したらもうおしまい
- パダンでサーフィンする時はこの橋の上から簡単に波チェックできます。